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『アスリートの身体が進化する』フィジカルトレーナーわんちゃんのブログ

札幌市、東京で活躍する『身体を進化させる』アスリート専門のフィジカルトレーナーわんちゃん。理学療法士だけでなく、武道、ヨガ、ピラティスなどのエッセンスを取り入れてアスリートを進化させる。

6月23日(日)~6月30日(日)に開催されている


「7th FUTURES 札幌国際オープンテニス 2013」


の、オフィシャルトレーナーとして8日間の帯同が、今日からスタートしました。


『スポーツ選手の役に立ちたい』整形外科理学療法士dogtailブログ


世界を目指す、若きプレーヤー達がこの炎天下の中、熱戦を繰り広げています。




僕も、この大会にトレーナーとして参加させていただくようになってから2年が経ちます。(今年3年目です)





今日は、予選ということであまり仕事はないかな~なんて勝手に思っていましたが、朝から選手がトレーナー室にジャンジャンいらっしゃいました。





特に、午前中はなぜか外国人選手がトレーナー室によく訪れ、僕の英語力のなさが露骨に出ました。w




ただ、ジェスチャーと雰囲気とパッションで何とか施術効果を上げれたと思います。





おそらく、ほとんど




「Pain?  Tightness? This? OK!  Good Job!」




しか言ってなかったんじゃないかと思います。





僕と一緒に帯同している相方のトレーナーの先輩は




「Where you from? I’m Japanease!」




といって、世間話をしていました。








今日、一日目を終えての感想としましては



僕は確実に去年よりレベルアップしているという実感と確信があったことでした。






ある選手が午前中に僕の元に



「試合前なんですけど、フォアで打つ時に右の肩甲骨が張る感じがするんです」といって来てくれました。


何でも、2週間前の前回大会から違和感があったそうです。




僕は、全身を治療・評価しながら調整をして選手の訴えを取り除いてあげました。




もちろんその時、マッサージやストレッチ、ROMexは一切行っていません。




その選手はその時、(このトレーナー、大丈夫か?)って思っていたそうです。







試合が終わった後、その選手は僕のところに来てくれて



「さっきの対戦相手に、初めて勝てました!肩甲骨の違和感はまったくなくて、むしろすごい動きやすかったです!」と言ってくれました。




そして、明日以降も試合があるのでまたやってほしいということで、明日に向けてコンディショニングすることになりました。




施術しているときに、僕が明らかに症状が出ている部位とは離れた場所を動かしたり、1か所を触れたままジッと動かなくなるので



「これ、なにやってるんですか?魔法ですか?


普通、肩甲骨に違和感があったら、その辺りをストレッチしたりマッサージされることが多いんですけど…。


でも、トレーナーさんは触るけど強く押してくるわけでもなく、伸ばすわけでもなく…触って止まってるだけの時もありますよね。


でも正直、午前中はトレーナーさんのこと疑ってました。


今は信頼Maxです!!」



といって僕に身体を任せてくれました。とても嬉しいことです。



まぁ、感覚入力とかを使ってただけなんですけどね。w






2年前、選手に試合後のコンディショニングをしてくれと言われ、汗だくになりながら40分以上かけて全力でストレッチやマッサージをして、


どうだ!!これでもか!!みたいな感じで施術終了しようとした後に



「あのー…全然効いてないんで、ここもっとやってもらえます?…やっぱいいです」




と言われた時のショックを思い出します。ガーン






そう考えると、自分が特にここ最近、頑張って勉強していることは


決して間違いではなかったんだなと実感します。







今日、トレーナー室に来てくれた選手は全員



「明日も来ていいですか?」



といってくれました。






施術に関しては、自信につながりましたが



自分の課題としては


動作分析がまだまだであるということでした。




僕がやりたいこととしては、施術だけじゃなく、選手のパフォーマンスを上げるためのトレーニングやアドバイスの提供も行っていきたいのです。(大会中は、コンディショニングメインですが)







大会はまだまだ始まったばかり。







明日もやれることをやるだけだ!そして成長するぞ!!


前回に引き続き、綱引きについて書かせていただきたいと思います。


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まず、結果報告をします。




6/20(木)に行われた、JOSKAS CUP綱引き大会で、全国の猛者共と対決をして参りました。




会場は大倉山ジャンプ競技場だったのですが







僕、札幌に住んでいながら実は行ったことがなく、スキーのジャンプ台を初めて拝みまして



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軽くテンション上がって調子乗ってました。







そして結果は…





完・全・優・勝!!






我らが北大整形外科・スポーツ科チームの実力を全国に轟かせてきて参りました。





前の日から、ひたすら綱引きについて考えて頭の中でイメージしたことが功を奏し、



見事チームワークと作戦勝ちで全国優勝を果たしました。





この後、ご褒美に北大の近藤大先生プロデュースのすすきの豪遊が待っていますので、後日行ってまいります。










さて綱引きについてですが、前日に考えていたことと、当日実際にやって思ったことは若干違いがありました。



やはり、体感しないと机上の空論になってしまいますね。




しかし、やはり間違っていなかった部分もかなりあった!前日にイメージして行ったことがかなり実になっていました。



なので、前回予告したことと若干違うこと書きますが、ご了承ください。






まず、冒頭の綱引きのデザインにもありますが


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綱引きをやっていると、弱いチームほどこのような格好で、すごい形相で行っています。





ここで、まずダメなのが「身体の向き」です。





どちらかの足が前に出て、もう片方の足が後へ。身体が横に向いています。




反対に、良い姿勢では絶対的に正面を向きます。


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なぜかというと単純で



脚の筋肉は横に蹴る力が弱く、後に蹴る力が強いからです。




これは、股関節の横についている外転筋という筋肉と、太ももの前についている大腿四頭筋という筋肉の形・大きさの違いがあります。



大腿四頭筋の方が圧倒的に長く大きいのです。



まぁ、わかりやすくいうとこんな感じなのですが、本当はもっと違う筋肉も絡んでいてのトータルのパワーが後に蹴る力の方が圧倒的に強いはずです。







なので、綱引きをしていてつらくなってきたからといって横にむくのはやめましょう。







次に、脇を占める意味について。





脇を占めるということをするかしないかで、綱を後に引くという動作において


綱を腕で引っ張るのか、足で地面を蹴って後に進むのかの分かれ道になります。




ここでは詳しい筋肉の説明はやめときますが




脇を占めること(脇を占めても、肩が上がっていたらCoreが抜けるのでダメですからね)は、


腕と身体を繋ぎ止める強力な楔になるのです。





そうすると、綱は身体の一部分となり、綱を足で押すという強力な動きに変換されるのです。







そう、綱引きは「引っ張る」という力では勝てないのです。


脚で地面を押して、後上方に「伸びあがる」スポーツなのです!!




これ、素人が綱引きをする時の極意なんじゃないかと思います。







ごめんなさい。





みなさん、綱引きって普段からしてる人ってそこまでいないと思います。


なのでここらで話はやめておきます。(本当はもっと考えてますが)







僕のベースになっているスポーツはバスケです。




しかし、いろんなスポーツに対してその競技特性を身体学的に考察することは、たくさんのスポーツに関わる自分達の仕事においてとても重要なことだと思います。




そして、身体の使い方という点において、どのスポーツにも共通していることがたくさんあります。




だって、スポーツの種目は違えど、みんな同じ人間が動いて行っているんですもの。







最後までお読みいただきありがとうございました。







前回、Facebookにリンクさせたところ、今までにないくらいのアクセス数と反響があり、とてもビックリしました。みなさま、読んでいただきありがとうございした。





今日の昼ごろ、北大の整形外科医のACLの権威・近藤大先生(僕のACLも手術してもらいました)が、僕のところに直々に来られ突然、












「綱引きで全国優勝しないか?」









みたいなことを言われました。





なんでも、6月20日(木)~22日(土)に札幌で開かられるJOSKAS(日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会)
主催のイベントで、綱引き大会に出場するようなのですが、人数が足りないようなのです。















膝学会で、なぜ綱引き。














しかし、僕に近藤先生から断るという選択肢はなく











出るからには勝ちにいきたい。










ここは、理学療法士として綱引きという競技の身体の使い方を徹底的に分析し、勝利に貢献したいと思います。























この「綱引き」というスポーツ、今まではほとんど興味がなかったのですが、分析していくと





実に面白い。少し興奮しています。








みなさんも、経験したことがあるかと思いますが、この綱引きというスポーツを色々調べていくと、ものすごく奥が深く、自分自身勉強になったので、僕の見地から述べていきたいと思います。

















この綱引きで勝つには、色んな要素がかみ合って初めて大きな力に結びつきます。





・身体の使い方(身体の中からの力)





・身体の使い方(外力、外から物理的に働く力)





・戦術、技術





・統率力





・指揮官の存在





・パッション








これらたくさんの要素がそれぞれ必要不可欠であり、ただの綱を引くというだけのスポーツが、とても総合力を必要とするスポーツなのです。








Youtubeで去年の綱引き全国大会の決勝戦の動画を見ていたのですが、非常に興奮しました。





綱引きって、なんてエキサイティングなスポーツでしょう!











興味のない人(特に女性?)は、非常に申し訳ありませんが







この動画
を見て、パッションを突き動かされたあなたは、こちら側の人間です。

















ただ、綱引きが面白いというだけでなく、我々セラピストや患者さん、スポーツ選手が力を出すということにおいてとても大事な身体の使い方であると感じています。











まず、よくある綱引きが弱い人達のパターン。




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       ※画像勝手に使っちゃってすみません。











手前の方は、股関節・体幹が曲がってしまい、肩甲骨が上・前方へ突出してしまっています。また、握っている腕は開いた状態(外旋位)で、足も横に向いてバラバラです。







また、その後ろにいる方なんかは必死で引っ張るがゆえに空を見上げて首が上に向いてしまっています。








これでは、Coreが抜けちゃっています。




完全に腕で引っ張っちゃってます。








綱引きのフォームでCoreが効くための条件として




・股関節・脊柱がある程度まっすぐにあること(まず動かないこと前提で)




・肩甲骨が下がり首が長くなった状態(肩甲帯下制位)




・首は下も上も向きすぎないこと




・脇は締める




・足元が安定していること




が必要になってきます。








昔、あるテレビ番組で「大分コスモレディース(合計体重308kg)」VS「プロレスラー4名とレスリングの元オリンピック選手1名(合計体重516kg」の体重差208kgで、屈強なプロレスラー達が負けるという事件がありました。







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一見、強そうですが、股関節・体幹は曲がっており、肩甲骨も上・前へ突出しています。脇も開き腕で引っ張っています。






腕に自信があったのかもしれませんが、Coreは抜けています。




ただ、体重を後に預けて腕で引っ張るだけではだめなのです。










一方コスモレディース。



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全然違いますよね。






体幹は曲がっておらず、身体は正面、脇は締まっており肩はあまり上がっていません。




そのため、Coreが効いた状態で効率よく脚の力で引っ張れています。












筋肉モリモリの人は、ダンベルやバーベルなどはすごく重い物を持ち上げられるかもしれませんが






スポーツにおいて筋肉モリモリ=パワーがあるとは言えないわけです。








このような、力を必要とする競技においてもこのようなことがいえるということは






他の、どのスポーツもですが






たくさん負荷を上げてトレーニングして筋肉量を増やし、プロテインばっかり飲んで筋肉をつけようとしている選手がいたら




一度立ち止まって少し考えてみましょう。






筋力先行型のトレーニング方法の時代は、いずれ終わりを迎えます。








いずれ、この話もしていこうと思います。














あ、綱引きの話、僕まだ話し足りません。w












でも、今日はやめときます。








次回




綱引きでの重心移動と右足と左脚の使い分け、スタート時に空を見上げることがいいことなのか、脇を占める意味、綱の力学的観点からの考察…書いていいですか?興味ないすか?













読んでいただきありがとうございました。