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『アスリートの身体が進化する』フィジカルトレーナーわんちゃんのブログ

札幌市、東京で活躍する『身体を進化させる』アスリート専門のフィジカルトレーナーわんちゃん。理学療法士だけでなく、武道、ヨガ、ピラティスなどのエッセンスを取り入れてアスリートを進化させる。

最近、平日は休みとれず、休日はセミナー続きでバスケ部の高校生たちを見にいける時間がとれなかったのですが、今日久しぶりに行ってきました。


『スポーツ選手の役に立ちたい』整形外科理学療法士dogtailブログ


前回、彼らには


「目標を設定する」


というトレーニングや練習で上達するために必要なことを、ワークとして行いました。






その中で、バスケットボールという



チーム競技において目標を共有することも必要だと話しました。





そこで、前回は



「チームの目標を共有しておいてください」



という宿題を出しました。






必ず全道・全国に行くようなチームと、弱小チームの違いって何か?






これには、いろんな要素があると思います。




個々の身体能力やスキル・センスなどのバスケ能力の高さも違うかもしれません。


公立高校と私立高校で練習時間に違いもあるかもしれません。





では、強いチームに初めから対抗できないのか?


同じ高校生なのに?





はじめから、そんな風に思い決めてしまっていたら、その壁は絶対に破ることは出来ないですよね。






それでは一番何が違うのか?




それは明らかに「マインド」です。




いわゆる、「強豪校」というところは



全道・全国の相手を意識して日々練習しています。



そのために自分がどうすれば上達するか。チームに貢献できるか。



それぞれが考えて成長に貪欲です。



市内の大会で負けることなんてある意味想定しないで練習に励んでいます。



その上に戦うべき相手がいるのですから。






では、「弱小校」はというと



ベスト4は絶対に崩れないから、いけるところまで行けたらいい。



同じようなレベルの高校には負けたくない。



目標を持っていない、共有していない。



チームの中で、番号をもらってスタメンで出れることが目標。



なんてまだまだ書ききれないところですが、この違いです。





ただですね、弱小校は並大抵の想像力じゃ、全国なんていくら想像しても想像できないのです。



行ったこともなければ、見たこともないのですから。




ある意味仕方のないことです。






「先生、僕達チームの目標を設定してみんなで共有しました。」



「おぉ!どんな感じになった?」



ベスト16に入ることで一致しました」







なんとまぁ…





まぁ、ひじょ~~~~うに気持ちはわかります。



僕がそうだったのですから。




僕なんて高校生の時、チームの目標なんて意識すらせず


「同じポジションにあいつがいるから、僕はあいつの控えでも番号がもらえて試合出れたらいいな」


くらいにしか思ってなかったショボイ人間でしたから。



これは、元々なんでもデキちゃう優秀なデキスギ君には理解できないことかもしれませんね。





ただ、この彼らの目標設定



僕が否定することはもちろんできないですし、こちらから「もっと目標は高く掲げろ!」なんて指定もできません。



彼らは、共有したイメージなんて何もなかった状態から、何かをみんなで共有したんです。



そこは、大きな一歩なのではないかと思います。





しかし、全国を見据えているチームのパフォーマンスは全国レベルのパフォーマンスができるし、札幌市のベスト16に入ることを見据えているチームはそれなりのパフォーマンスしかできないのは明らかです。




目標は、達成するものではない。



かかげるものです。




だから、どんなに高い目標を立てても、それは立てた人間の自由です。



だったら、どうせタダで自分の妄想の世界なんだから、どこまでも自由に発想したほうが、得なんです。





って、それに気づかされたのは僕だってここ最近です。



でも、今までの目標なんてなかった自分を振り返って、また目標を掲げた後の自分も振り返って思うのは




やっぱり目標は持つべきです。




まぁ、今回彼らに関してはどうしようか考えていますが、僕が介入したことによって良いパフォーマンスを発揮してもらいたいという願望もあるので、指導者とも相談して今後どう持っていくかを考えたいと思います。





また勉強のやる気が出てきました。にひひ




これを読んでいただいた方で何かアドバイスなど頂けましたら幸いです。





さて、やることやりますか!





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ってタイトルつけたら


「いや、必要だろ!!何いっとんじゃ!」



という人もいれば


「パフォーマンスを下げるだけだから、必要ないよね」


という人もいると思います。





ということで、今回は筋肉のトレーニングについてのお話を書かせていただきます。


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スゴイ筋肉~。魅せるための肥大筋肉ですが、やっぱイイですね。カッコいい。





スポーツの世界では、筋力トレーニングは当たり前の世界です。



しかし、それに異議を唱える人達も増え始めているようです。




「筋トレはスポーツには必要ないよ」



でもそれは、たぶん言い過ぎです。





必要です。







しかし、筋力トレーニングをする前に、筋肉に必要なことがあるのです。






僕は、トレーニングには必ず目的が必要であると前回お話しました。



結局、トレーニングの最終目的ってなんでしょう?



「競技の中でのパフォーマンスを上げること」「ケガの予防」


一般的には、その辺がメインになってくるのではないでしょうか?








筋力トレーニング(ウェイトトレーニング、体幹トレーニングなど)の基本的な考え方は単純にいうと、


・筋肉の繊維を太くすること


・結果、パワーやスピードを上げること


=パフォーマンスが上がるといったことにつながるというロジックです。



なので、最終的にはアスリートには必要であり、競技レベルを上げるためにはこれを行うのです。





しかし、この筋線維を増やし、パワーを上げることがなぜ競技のパフォーマンスが上がることにつながるのかというロジックがないもしくは短絡的すぎるのです。


(トレーニングやエクササイズと、実際の「動く」との違いもいつか話します)




そのため、筋トレを人一倍頑張ってしていても、競技のパフォーマンスがなかなか上がらない、結局腰が痛いという人が出てくるわけです。







そんな人は、努力が足りない?






いえいえ。




その前に、やることがあるんです。





アスリートと言えども、現代の文明社会に生きる人間の一人です。


また、競技特性やその人の動きのクセやいろんな条件から、関節が硬くなってしまったり、背骨が硬くて歪んでいたり、筋肉が偏った使い方をして硬かったり一部分極端に弱かったりしまったりしています。それはそれで当たり前のことなんです。





そうなってくると、硬くなった筋肉、効きづらい筋肉が存在することになり、その時点でそれらの筋肉は発揮できる力が半減しています。




要するに、自分の筋肉が持っているパワーが10だとしたら、部分的に5しか使えていない筋肉が体中に存在しているということです。


1とか0の筋肉だってあるかもしれません。




ということは、


①ウェイトトレーニングの前にその人が持つ筋肉の最大の水準に持っていくことが必要。(とりあえず、10に近い状態にもっていく)



②そこからさらなる筋肉の向上のためにトレーニングをする



という順番が必要なのです。その方が効率が良いし効果も上がります。






では、筋肉が持つ出力が最大となる状態とは?





これは、睡眠、栄養状態などの要素もかなりありますが


まず筋肉のテンション(張り)が低すぎず、高すぎずの丁度いいところになる必要があります。




「正常な筋の緊張」なんていいますが、最近では「緩む」という表現も多いようです。(脱力という意味ではありません。緩んでいるという表現はちょっと誤解も招きやすいですよね。)




この、丁度いい筋肉のテンションの状態だと、筋肉の出力が上がる!だけではなく、非常に伸び縮みしやすい状態にもなっているという特性があります。




これを実現するには、いろんな方法があります。




トレーナーみたいな人に行ってもらう方法もありますし、自己調整法としてのヨガやピラティスや太極拳などのボディワーク、日本にはゆる体操とかいろんな呼吸法とかとにかくいろいろあります。




しかし、ここに共通するのは、この中に重りを使ったウェイトトレーニングがないことです。





何度もいいますが、ウェイトトレーニングが間違っているという意味ではありませんので、あしからず。



とにかく、ウェイトをする前に、身体の状態を整える方が筋力の発揮に効果が高いのです。





個人的には、ウェイトトレーニングはそこまでやりませんが。


ウェイトトレーニングをするとどうしても筋肉のボリュームを増やすこと以外に目的を持ちづらいし、即時的効果としてもパフォーマンスが下がることがわかってきているからです。





最後までお読みいただきありがとうございました。






















前回、「トレーニングにおける右と左」というタイトルで、


身体の右と左の使い方は別のモノであるという考え方をご紹介しました。

(前回ブログはコチラ




では、トレーニングといえば!




アスリートのみなさん、競技に関係なくよく行われている種目として


「ベンチプレス」があります。


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あれは、僕もまぁよくやってましたが、かなりトレーニングした感出ますよね。



○○kg上げた!っていう達成感と疲労感。




腕や胸周りがパンパンになり、首から顔からスンゴイ力を入れて、フンガー!しながらやりますよね。





僕の父さんなんてもう60歳超えてますが、スポーツクラブで未だに100kg以上上げてます。




腕なんか僕の2倍くらい太くて、もう何目指してんだかわかりませんよ。





このベンチプレス、トレーニングの代表格といってもいいと思います。



話を聞くと、バスケ、サッカー、テニス、野球などのアスリート達もここぞとばかりにやっているみたいです。(特に男性が好むんですかね。)





でも、ここでアスリートの方々に疑問を持っていただきたいのです。




いろんな競技の中で、動きは右と左で違うというお話をしました。



野球でボールを投げるときは、投げる側と反対の手は、違う動きをしている。そしてそれには意味があると。





ここで、トレーニングには一つ面白い特性があることを紹介します。


「トレーニング特異性」とでも言いましょうか。




トレーニングの内容によって、ついてくる筋肉の種類や獲得できる能力が変わるというものです。



まぁ、言われればみなさんご存じだとは思いますが、要は瞬発的なトレーニングをすれば瞬発力がつく、持久性のトレーニングをすれば持久力がつくといったものです。





では、ベンチプレスは?





ここでは、左右の話の流れから、ベンチプレスは両腕で行う「両側性トレーニング」ということにします。



ちなみに、ダンベルなどは片手をトレーニングする「片側性トレーニング」です。



両側性のトレーニングをすれば、両方同時に同じ方向に出す力がアップします。


片側性のトレーニングをすれば、片側で力を出す力がアップします。





ベンチプレスなどの両側で同時に最大限強い力を出す運動運動…



うーん…



バスケ、野球、テニス、サッカー、バレー…これらの競技の中で、こんな動きあったっけ?





こんなデータがあります。



①右手、左手片方ずつで握力Maxを測ります。



②両手に一個ずつ握力計を持ち、両方同時に握力Maxを測ります。



するとどうでしょう。



片方ずつで出した数値よりも、両方同時に握力を出した方が、握力の数値が低くなります。



このような研究は、いくつかあるのですが


要は両側性の作業において、脳の処理過程で左右の脳の運動指令がお互いに抑制し合うシステムが働きます。




こう考えると、両側性トレーニングは効率的にどうでしょうか?





これらいろんなことを考えると、



はたして、そのトレーニングがあなたの競技に生かされる部分がどれだけあるのでしょうか?




別に、ベンチプレスを否定しているわけではありません。



競技を考えたうえで、自分のトレーニングに疑問を持ってもらいたいのです。





※ちなみに!


両側性トレーニング代表の腕立てですが、体幹・肩甲骨を意識しながら行うと体幹を聞かせながら肩甲骨を動かすというちょっと難しいけどいいトレーニングになります。目的とやり方次第でかなり使えるいいトレーニングです。



何事も、自分のやっている競技を思い描き、トレーニングの先にどんな成果が得られるか?を明確にすることが大切というわけです。




自分で考えることが難しい場合は、それこそトレーナーさんや指導者に相談しましょう!



目的がハッキリとしていない、どんな動きにつながるかがわからないようであれば、せっかくの汗水垂らしたトレーニングでついた筋肉が使えないということにもなりかねないので!




そこは、トレーナーの僕達が頑張らなくてはいけないところですね得意げ




最後までお読みいただきありがとうございました。




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