「かわいい」に集中する
現在5年生の次男ちゃんが3年生だった時、担任の先生と相性が悪かったこともあり、次男ちゃんは荒れに荒れていました。「やってはだめ」ということは全部やる。「これはやって」ということはやらない。という感じ。先生からも毎日のように「クラスの邪魔をする」ということを言われていました。このまま「問題児」になって欲しくないっていう気持ちで頭がいっぱいで、次男ちゃんのできないところに目を向けて、ペナルティーばかりを与えていました。ところが、次男ちゃんは、落ち着くと、「ごめんなさい」って言うんだけど、また同じことを繰り返してばかりでした。っていうか、翌日にはもっとひどいことをしていたような・・・悪循環から抜け出せず、私も次男ちゃんも心の底では苦しみもがいていました。次男ちゃんを「かわいい」なんて一ミリも感じる余裕がありませんでした。「もう次男ちゃんの顔も見たくないし、声も聞きたくない」と思う日もありました。実際に完全に無視して、目を合わせなかった時もありました。ひどい母親ですね。本当に疲れ切ったある日、テレビを見ていた次男ちゃんのあどけない横顔がとってもかわいく感じたんです。次男ちゃんは、愛嬌のあるお顔をしていて、赤ちゃんのころは見ているだけで癒されました。それを、ふっと思い出したんです。この子は、私にとってはとってもかわいいわが子。先生や周りの人になにを言われたって、それだけでいいんじゃない???悪いことをしたって、横顔を見たら許しちゃう。だってかわいいわが子だから。それでいいんじゃない???(もちろん、悪いことは悪いと伝えたうえでね)それ以来、「あ~、次男ちゃんってかわいい!」って思ったら口に出して伝えるようになりました。そうしたら、あら不思議。「問題」と思っていた行動がみるみる少なくなってきました。今でも癇癪は起こすけど、頻度が格段に少なくなりました。まあ、年齢のせいっていうのもあるのかもしれませんが。。。今では、学校で問題行動を起こすことはほとんどありません。成績優秀とまではいきませんが、それなりにがんばっている方の生徒として見てもらえているように感じます。これからも「かわいい」に集中していこう!