皆さん、こんにちは。
犬との暮らしを考える、ドッグズラックの相川です。
実家の愛犬、モカ氏。
実は、とってもデリケートです。
一応、身体は触らせてくれるし、「撫でて~」とツンデレながらも甘えてきてもくれるのですが、「どこでも撫でられても嬉しい」というタイプではありません(^-^;
とっても好きなのは、 “耳の付け根” と “しっぽの付け根” 。
触ると気持ちよさそうにクネクネしています(笑)
でも・・・
とっても気持ちよさそうに撫でられているのですが、モカ氏には苦手ポイントがあるのです。
それがこちら。
赤丸の部分はOKポイント。
そして、青丸のあたりはNGポイントです(^-^;
撫でている手が青丸の辺りに近づいてくると、
「えっ?さわるの?!苦手って知ってるやんな・・・」
と、素の顔をされます・・・
写真は寝転んでいますが、お座りの姿勢で首辺りからおしりの辺りまで撫でると、ちょうど青丸辺りでゾワっと毛が立ちます。
まるで、首のあたりを触られるとゾワッと身震いする人みたいに・・・
痛いのかな??
と思う事もありましたが、今のところ特に異常もなく・・・。
絶対に触らなければならない必要性もないので、
「了解!苦手なんだね。」
という事で、特に深追いはしません。
子犬のしつけのマニュアルなどで、
「どこでも触らせるように」
「どこでも触られることを受け入れるように」
という項目が書かれていたりします。
確かにそうなのですが、その項目を見て無理やり触ろうとして、逆に怖がらせたり嫌にさせてしまうケースもあります。
大切な事は2つ。
まずは、
①ワンコの 「OKポイント」 と 「NGポイント」 を知ること。
「ここが苦手なんだね」という事を分かった上で、少しずつその仔が受け入れていけるように練習をしていってあげる事。
次に、
②苦手克服に固執しない事。
「苦手なものは苦手だし、怖いものは怖い・・・」です。
ワンコは怖くて唸ったり咬んでしまうことがあります。
子犬の頃から身体中どこでも触れるように・・・というしつけの項目は、たとえば、
・病院の診察で嫌がらずに見てもらえるように・・・
・トリミングサロンでびっくりしないように・・・
・日ごろのボディーチェック(体に異変がないか触る)がしやすいように・・・
などの理由ありきです。
苦手な部分があって、必要以上に触る必要がない部分であれば、あえて避けてあげたり、また、無理せずプロに任せる事も選択肢の1つです。
「愛犬の特徴」
と
「何の為に?」
を考えながら、愛犬との独自のより良いかかわり方を築いていけるとよいなと思います。