愛犬に「オイデ」と呼んでも来ないワンちゃん、結構います
原因はいくつかありますが、よくやってしまいがちなNG行為をご紹介
(1)呼んでおいて、迎えに行く
「おいで」は飼い主さんの足元にワンちゃんが来る動作のことです
それなのに「おいで」と呼んで、来ないからと言って捕まえに行くと、ワンちゃんは「おいで」を、自分のところに来てくれるときの言葉だと覚えるかもしれません
元気なワンちゃんだと、そのまま追いかけっこに発展し、「おいで」を追いかけっこの始まりの合図だと覚えてしまうかも・・・
ノーリードで「おいで」と呼ぶのは、100%来るようになってから。そうでない間は、不用意に「おいで」は言わない方が良いのです
ドッグランなどで追いかけっこになりそうなら、「おいで」と言わずに、「かえるよ~」などと言いながら迎えに行く方が良いでしょう
(2)呼んでおいて、放置
「おいで」のあと、飼い主さんの足元に行くか、行かないかの決定権を愛犬が持つことになるので、肝心な時に来てくれなくなるかもしれません
こちらも不用意に「おいで」と呼ばない方が良いということになります
(3)呼んで、叱る
呼んで、来た愛犬を叱ると、愛犬は「呼ばれたら叱られるかも」と覚え、次に呼んだ時、ちゅうちょしてしまうかもしれません
悪戯している愛犬を叱るために呼ぶのはお勧めできませんし、すぐ来なかった愛犬を叱るのもマイナスです
愛犬には「おいでの後は褒め」と覚えさせ、褒められることを期待して足元まで来てくれるようにしたいものです
「ちゃんと教えてるはずなんだけど・・・」という方は、上記3つのNG行為をしていないか、確認してみてくださいね
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