SRW OG ゲシュペンスト | けいた OF THE PARADISE

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基本アメトイ、でもその他いろいろなオモチャ紹介になりそうです。
たぶんきっと・・・


漆黒の亡霊




バンプレスト スーパーロボット大戦
ORIGINAL GENERATION フルアクションフィギュア
DXシリーズ002S PTX-001
ゲシュペンスト




SRW OG ゲシュペンスト 【改稿】

もしくは、

バイツァダスト  発動!!  です。
(負けて死ね)

※既出の「SRW OG ゲシュペンスト」は黒歴史となりました。

ゲシュペンスト、やり直します!!


バンプレストというよりもボークスSRW OGシリーズのゲシュペンスト。
ご存じのとおりゲームはしてませんがデザインの魅力だけで迷わず購入。この魅惑的とも言えるデザインは誰の手に依るものかと調べてみれば、なんと御大大河原!

うむ、さもありなん!

初代ガンダムのMSは大河原デザイン画稿後に作監:安彦が手を入れることで皆が知るガンダムやドム、ゴッグになったり、後半のMSやMAはほぼ総監督:富野が描いたラフ画のクリンアップだったりで、ガンダムに於いて大河原は大した仕事はしていない?

いや、それは違います!

作品を造る為には自分の我なんか二の次で、裏方に徹したそのスタンスこそ本当のプロフェッショナル!
日本初の職業:メカニカルデザイナー 大河原 邦男 という男の仕事です!




その御大 大河原が手掛けたゲシュペンスト。
SRWシリーズに登場するゲームオリジナルの巨大ロボット兵器 PT(パーソナル・トルーパー)1号機という設定で、ゲーム開始時の選択次第でスーパーロボットにもリアルロボットにもなるそうですが、実はSRWシリーズ以前にゲーム「ヒーロー戦記」に等身大のパワードスーツとして登場したのが初出だそうです。

よって今回は ばんさん のレビューしましたクリムゾンダイナモに対抗するため、ヒーロー戦記版のパワードスーツという体での紹介です。




【パワードスーツ】
ロバート・A・ハイライン作「宇宙の戦士」に登場。他国に比べ特に日本国内での人気が異常に高い空想科学兵器。
何故海外以上に日本国内での人気が高いかはみなさんご存じのとおり。
ハヤカワ文庫にて翻訳された際に スタジオぬえ が手掛けた挿絵のパワードスーツが「カッコ良すぎた」から!

海外での同パワードスーツのビジュアルを見てみれば、すべからく丸いフルフェイスのヘルメットを被りライフルを持ったツナギ姿みたいなモノで、国内と海外での温度差は歴然です。
他所ではパワードスーツなんて見向きもしないスキに着々と進化を遂げ、今やパワードスーツのデザインに於いて我が国は、他国より10年以上先を行くモノとなっています。




超絶デザインに加え「りゅうおう」・「ベルゼブブ」の時にも書きましたが、オリジナルであるが故の強みを兼ね備えた ハヤカワ文庫版、つまり スタジオぬえ版のパワードスーツに敵うデザインは今後も恐らく出て来れない(その後オリジナルデザインを手掛けた ぬえ の宮武本人が、90年代に造られたOVA「宇宙の戦士」用にリ・デザインしたパワードスーツですらオリジナルには敵わなかった位ですから)と思います。

我が国のパワードスーツは他にも「SF3D」のS.A.F.Sや「メタルスキンパニック」のMADOX-01、劇場版アニメ「クラッシャージョウ」にてパワードスーツとして世界で初めて映像化されたキリーのパワードスーツ等、どれも魅力的なモノばかり。

キリーのパワードスーツ、そろそろリボ辺りで出て来てもいいんじゃないですか?




そんなパワードスーツ大国 日本に大河原デザインのパワードスーツ、 ゲシュペンスト見参。
大河原デザインのパワードスーツってバイファムのウェアパペット位じゃ無いですか?
ウェアパペットがパワードスーツかどうかはまた別の話しではありますが・・・


※追記:よくよく考えてみたんですがウェアパペットって大河原デザインでいいんでしょうか?
パペットファイターは永野デザインなんですが・・・


まぁ世のパワードスーツ全てに同じことは言えるんですが、コレ絶対人が着こなせるプロポーションではありません。
数あるパワードスーツの中でも群を抜いて無理な体型です。
絶対ロボットとして発注されたでしょ?、コレ。

パワードスーツとして見た場合、かなり違和感のあるデザインではありますが、純粋にメカデザインとして見た場合で言えば直線と曲線、平面と曲面が素晴らしいバランスで配されており、各分のディテールも見所満載。
武骨でありながら見惚れてしまう脚のライン、左右で非対称な下腕は左腕に3本装備されたプラズマカッターの有無以外にも、左は曲面、右は平面と面構成が異なっています。肘側開口部に配された装飾的な丸ディテールも機能美とは別にデザインのポイントとして引き立っています。




全体のプロポーションも末端肥大体型でありながら、各先端部がエッジを伴ったシャープなデザインで構成され、ダンバイン同様後コンマ何mmか狂っていたらディフォルメになってしまうギリギリのラインで踏みとどまった、絶妙なデザインバランスを忠実に再現。
ちなみに皆が見慣れたダンバインの決定稿も、ぬえ の宮武デザインを作監:湖川が描きやすいようにとクリーンアップ。
ザンザ・ルブもウォーカーギャリアも湖川デザイン・・・

安彦といい湖川といい、日本のアニメーターってどんだけスゴいんだ?

惜しむらくはこのゲシュペンスト、背部ウイング等一部を除き全体がPVC素材で出来ています。
自分は持っていませんが、恐らく昔バンダイから出ていたMIA的な仕上がりかと。
やはりメカ物はABS等硬質素材でお願いしたいところでした。
塗装に関しては全塗装仕上げとなっており、各部の塗り分けも量産品としてなら及第点をあげてもいいんじゃ無いでしょうか?

とするとEMIA?




SRW OG ゲシュペンスト【改稿】

もしくは、

バイツァダスト発動!!  でした。
(負けて死ね)

初稿を自分で読み返してみた処、ゲシュペンストについての記載が全く無かった為さすがにリテイクせざるを得まいと思い書き直しです!

本来良くも悪くもその時の記録としてのブログであろうとは思うんですが、モノには限度ってもんが・・・ねぇ?









P「何度やり直そうがゲームキャラカテ!」