MZC サイレントスクリーマー カリガリ博士 | けいた OF THE PARADISE

けいた OF THE PARADISE

基本アメトイ、でもその他いろいろなオモチャ紹介になりそうです。
たぶんきっと・・・


「私の生まれ故郷ホルステンウォールに・・・・
  巡業の見せ物小屋がやってきて・・・・」





MEZCO SILENT SCREAMERS SERIES
: DR.CALIGARI THE HYPNOTIST
(THE CABINET OF DR.CALIGARI)

メズコ サイレントスクリーマー シリーズ
カリガリ博士 です。
【開封時に処分、パッケージはありません】

みなさま、あけましておめでとうございます。

FC2にて「モンドof the World」を運営されているモンドさんが当劇場にこそ~り来てくれていましたので、本日はモンドさんに許可も取らずに出張版「化け物バンザイ」をお送りいたします。
モンドさんのブログにて「偽りの調停者」のタイトルでレビューされてますメズコのマリアとセットでぜひどうぞ。

モンド of the World


昔のスターログや宇宙船なんかには必ず出てきたのがSF映画の金字塔「メトロポリス」とドイツ表現主義映画の傑作「カリガリ博士」の2作品でした。
いや、「ノスフェラトゥ」や「フリークス」とかその他色々載ってましたけどね・・・

で、「メトロポリス」は詳細なストーリーや、雑誌POPEYEなんかでもアメリカ最強のSFコレクター アッカーマン氏が愛したロボット 「マリア」共々割と触れられているのですが「カリガリ博士」となるとどれも「ドイツ表現主義映画の傑作」という紹介だけで具体的なストーリー等には一切触れず「眠り男チェザーレ」や既に

ファントム オブ ザ パラダイス

で見慣れた歪んだ街並みの背景のスチール写真が載っているだけ。

どう見ても怪奇映画です。




MEZCO SILENT SCREAMERS SERIES
: CESARE THE SLEEP WALKER  
(THE CABINET OF DR.CALIGARI)

メズコ サイレントスクリーマー シリーズ
眠り男チェザーレです。
【開封時に処分、パッケージはありません】

これが眠り男チェザーレ。
シン・シティのケビンの元ネタですね。丸尾末広の漫画でもこの眠り男は刷り込まれていましたし「カリガリ博士」とはこのチェザーレが主役の怪奇映画の古典として脳裏に刻みましたとさ。


                                                      おしまい











「第26話  時は流れた!」

そしていつの間にやら時は流れて世がビデオ時代に突入すると色々なメーカーがビデオ販売に参入、最新作や大作は大手メーカーに持ってかれてしまうんで、新参メーカーはB級・C級果ては白黒サイレントまでなりふり構わず発売するビデオ黄金時代の到来です。

そしてとうとう「あの」カリガリ博士を観る瞬間がやって来ました!

果たしてその内容は!?











・・・ドイツ表現主義でした。




ネタバレって程の話しでも無いんですが、どんな話?って聞かれても、まぁ90秒あれば出来るとは言え説明するのも面倒だしストーリーだけ追ったとしても、

「で、だから何?

って言われるのがオチなんで、ここはどうかひとつ「ドイツ表現主義」ってことでお願いします。

にしてもこのジェーン(抱かれてる女の人ですね)、髪が植毛されてるんですが5年後には間違いなく髪が伸びてそうで新年早々気が滅入ります・・・




そしてここからが本日の本当の主役、
「メズコの」 カリガリ博士 の出番です。






「カリガリ はかせ が
                              しょうたい を あらわした」


このサイレントスクリーマーシリーズは細かい造形と豊富なアクセサリーに加え、今まで経験したことの無い奇妙なディフォルメ加減、あと元デザインもイジッテいるので映像作品とは違いますが、

「これ カリガリだよ」

って言われれば、

「うん、カリガリだ」

って答えちゃう感じ。
まぁペンギンって言われればペンギンって納得しますがね。

しかもこのカリガリ博士に至ってはコートを外すことによってメズコオリジナルの

「シュブ=ニグラス形態」

になります!!



いや、何形態なのかは解りませんがまぁロクなモンじゃ無いことは確かですよ。






メズコ サイレントスクリーマーシリーズ
カリガリ博士でした。

映画「カリガリ博士」、間違ってもブレア・モンスター形態にはなりませんし怪奇映画の古典でもありません。

じゃぁ何?って聞かれたら・・・


・・・こう答えます。


「・・・・・・ドイツ表現主義映画の・・・傑作です」
















「ドグラなどあの戦いの前ではほんのチャチな兵器に過ぎぬ!」