「りゅうおうが しょうたいを あらわした」
ナムコ ドラゴンクエスト
コレクションシリーズ ボスⅠ編
りゅうおう(変身後)
ドラゴンクエスト コレクションシリーズ
ボスⅠ編
りゅうおう(変身後)です。
当劇場に りゅうおう 降臨!
今年の最後を締め括る正にラスボス、りゅうおう 恐るべし!!
クレーンゲームのプライズですけどね。
闘いを主軸とした作品が人気を得てシリーズ化された時、更なる世界観の拡張やテコ入れの為にも新しい敵(更に強大な敵)が造り手側(描き手よりもスポンサーや出版社ですかね)と受け手側の双方から求められます。
しかしウルトラマンのゼットン、ガンダムのシャア、ジョジョのDioと言ったこれら初代のラスボスに対し、それ以降に創られたキャラクターが初代を超えることはかなり難しく、自分が初代を超えたと思えるラスボスも原作版ゲッターロボの恐竜帝国から百鬼帝国へのシフトチェンジ、後はヤマトのガミラスからガトランティス位ですかね?
そしてこの2つもキャラとしてでは無くそれぞれ組織としてであり、キャラクターで初代を超えたってなるとちょっと思い浮かばないですね。
只それも仕方がないことで、一つの物語としての起承転結を構想したうえで始めたはずが、人気が出たが為に途中から無理矢理話を伸ばされ、起承転結、転転転転転・・・・となり結果、
「神と融合した時のピッコロって、あの時点で誰より強くて誰より弱いんだ!?」
ってなる訳です!
まぁここまで書いたうえで何ですが、今を楽しんでいる人達に過去のキャラクターや自分の意見を押し付けたりしない立派な大人になりたい、カムパネルラと星を巡りたいと願う日々です。
で、やっと りゅうおう です。
ドラゴンクエストもシリーズを重ねてさまざまなラスボス、果ては裏ボスまで出てきていますがやはり自分はこの初代ラスボスの りゅうおう!
で、実はゲームってしないというか出来ない人なので、ゲームの思い出や想い入れが無い自分なんかが紹介してはいけないとは解ってるんです。
只そんなこと言ったらアメコミキャラなんてこの国で何人の人が紹介出来るの?ってなりますので りゅうおう 続けますね。
ちなみに自分が最後までクリアしたゲームってSFCのスーパーマリオブラザースだけだと思います・・・
とは言えFC版ドラゴンクエストはちゃんとやってましたよ、途中まで!!
きっと最初で最後です、あんなにのめり込んだゲームって。
徹夜でやってました、面白かったですドラゴンクエスト。
日本初のRPGでいいんですか?怪しいんで日本初のブームを巻き起こした本格RPGってしておきます。
ゲームが出来ないって書きましたがボタン操作は2個までが限界、格闘ゲームのようにスピードや十字キーの「右・右・上・左」のようなコマンド入力って言うんですか?、それらが要求されるものなんて出来ない自分にとって夢のようなゲームでした。
自分の技量を上げていくのでは無くTVの中でキャラクターが経験を重ね成長していくワクワク感って初めての体験でした。
ただ一つ難点を挙げるならそのセーブ方法。
セーブ時に復活の呪文をメモるんですが、もうそのメモを写し間違えたら最後復活してくれません。
当たり前ですけどね!
で、そんな時は前々回の復活の呪文を使うんですが、当然前回アップしたはずのレベルも貯めたゴールドも装備した武器も全て失った前々回セーブ時の勇者が現れるんですよ。
しかも前々回の復活の呪文を無くしてたりしたらもう最後、やっと見つけた呪文を入力したら3日前のレベルの勇者が立っているなんて奇跡、もしくはバイツァ・ダストを何度も体験したもんです。
結果クリア出来ずにいたんですが、もともとゲームというもの自体に固執もして無かったんでそのままドラクエは忘却の彼方へ消えて行ってたんです。
オモチャ屋さんのショーウィンドウでコイツに出逢うまでは!!
スクウェア・エニックス
ドラゴンクエスト モンスターズギャラリー
シークレット りゅうおう
見た瞬間持ってかれました!
今までドラクエって二次元のドット絵、真っ正面しか無い厚み0の世界って認識だったんです。
そんなあの絵からこういう世界観を生み出せることが驚愕でした。
文字通り奥行き、世界観を纏った りゅうおう は一気にドラゴンクエストの世界に自分を連れ去り捕らえてしまった正に魔王!
いや別にドレス着たりとかしてませんよ、髪もぐるぐるしてません。
それからドラクエを色々調べたりした結果、やはり自分の中では りゅうおう が一番愛着もあり(途中までしかやってませんし りゅうおう には逢ったことすらありませんけどね)デザイン的にも他の魔王達の中にあって群を抜いてカッコいいと思ってます。
あっ、変身後の方ですよ。
それからというもの りゅうおう 欲しいとなる訳で、現時点で自分のベストがこのナムコのプライズで出た りゅうおう(変身) です。
最初にドラクエの世界に引き込んだモンスターズギャラリーとは真逆でデザイン画まんまの立体化ですが、立体にされたことで改めてデザインのカッコ良さ、可愛さ、完成度の高さが認識出来ます。
これ以前、またこれ以降も りゅうおう(変身後) は商品化されていますが、このナムコ版を超える りゅうおう(変身後) って未だ無いんじゃないかと。
ドラゴンクエスト コレクションシリーズ
ボスⅠ編 りゅうおう(変身後) でした。
未だに「変身」なのか「変身後」なのか、はたまた「第二形態」なのか解りません。
ゲームによっても異なる様ですし。
「魔王」なのか「竜の王」なのかもナゾですし、そんな事言い出したらそもそもが「りゅうおう」なのか「竜王」なのかもナゾなんですが・・・
「夜叉ヶ池(1913)」