前回の続きです。

 

 

じりじりじりじり…

鳴ったきり止まらない非常ベルの音って…

本当に不安になるものですよね。

 

 

そのときの私たちは、

業者さんが漏水の原因を調べてくれているのを

待っているところでした。

 

 

   (ひとりごと)

   この、最初に来てくれた業者さん。

   イマドキのおしゃれな若者なのだけれど、

   すごく仕事ができる人だった。

   犬猫と暮らしているそうで、

   うちの犬をかわいがってくれたのもありがたい。

 

 

 

すると突然、警察官の方と消防士さんが

わんさかやってくるではありませんか。

 

 

たぶん、全部で5~7人、

入れ代わり立ち代わり我が家に入って、

どこから水が出ているのかを

ひとつひとつ調べていかれました…

 

 

   (ひとりごと)

   警察官の方々と消防士の方々。

   どちらも制服姿がカッコいいだけに、

   なんだか、ものものしい雰囲気に…

   でも、これだけたくさんの方が

   うちの状況を「生で」みてくれて

   ちょっと心強かった。

 

 

警察&消防の方々の姿を見て、

マンションの住人のみなさんは

不安だったことと思います。

 

 

廊下に出ていた夫が、

たぶん説明をしていたと思いますが、

水漏れ…と聞いて、

マンション全戸が被害に遭うかも、

と思った方もいるかもしれません。

 

 

後から聞いたのですが、

天井についている火災報知器が水漏れで濡れてしまい、

それに反応して警報機が作動したそう。

火災報知器が作動するのは

火事のときだけじゃないんですね。

 

 

さて、警察&消防が「現場=うち」を

調べている間も、

お帰りになったあとも、

ワカモノの業者さんはもくもくと仕事をしてくれ、

たぶんここが…という原因をみつけてくれました。

 

 

そして、応急処置ではあるけれど、

水が出ている大元を止めてくれました。

 

 

それを聞いてどんなにホッとしたことか…

これで今夜は眠れる!

 

 

しかし、大元は止まったものの、

うちの天井から降ってくる水の量は変わりません。

たぶん、きっと、相当な量の水が溜まっているのでは…

 

 

とりあえず、リビング、トイレ、寝室を

大きなビニールシートで養生してくれたおかげで、

ピチャピチャ止まらなかった音も気にならなくなり、

バケツの中から水が跳ねることもなくなりました。

本当に、このおかげでどんなに快適になったことか。

 

 

ホッとしたのもつかの間、

次にやってきたのは電力会社さん。

漏電の危険がないか、見に来てくれたのでした。

 

 

すでに22時をまわっています。

でも、すごく助かる!

寝ている間に漏電して、火事にでもなったら…

考えるだけでゾッとしますよね。

 

 

いろいろ見てもらった結果、

最悪、強制的に停電…のピンチも逃れ、

心配だったリビングの電気も使えるとのこと。

よかった。ほんとに。

 

 

   (ひとりごと)

   電気関係といえば、家にあるパソコンは全部無事でした!

   不幸中の大ラッキー!

 

 

 

これで今日できることは終わり。

明日から原因究明の調査を始めるとのこと。

もう今日はこれで眠れます…

眠れるんだけど…

眠れない夜がやってきます…

 

 

まだ続きます。

 

 

   (ひとりごと)

   うちの犬自慢だけど…

   あれだけ大勢の人が家に来ても、

   吠えず、暴れず、イイコでいてくれてありがとう。

 

 

※写真はイメージではありません。