今回は、いて座にある散光星雲
❶ Sh2-25(M8、干潟星雲)
へび座にある散光・反射星雲
❷ Sh2-33
ヘルクレス座にある反射星雲
❸ Sh2-73
です。
❶ Sh2-25はメシエカタログのM8で干潟星雲として広く知られている大きな星雲です。
少し前に、Sh2-29(猫の手星雲)を撮影したときに同じ画角に入っていたので画像編集したものです。(なお、Sh2-29の記事については追記しています👉Sh2-29の記事)
この星雲は、中央の暗い部分が、潮が引いた後の干潟のように見えることからこの名前が付けられたそうです。英語では「Lagoon Nebula」と呼ばれています。
見かけの大きさは 約90'×40'で実際の大きさは 約44×26光年あり、地球からの距離は 約3,900~5,200光年とされています。
夏の天の川の中でも目立つ天体で、すぐ近くには三裂星雲(M20)もあり、一緒に撮影されることも多いですね。
❷ Sh2-33は非常に暗い散光・反射星雲で、見かけの大きさは35'あります。
この付近には大きな反射分子雲が広がっているようで、以前にブログ記事にしたSh2-36もすぐ近くにあります。暗いのでマイナーな星雲のようです。
なかなか像が出てこなかったので無理をして画像編集しています。
淡い部分が出てないので、本来の形状とは少し違っていると思います。
❸ Sh2-73も非常に暗い反射星雲ですが、見かけの大きさは75'あります。
この星雲もあまり目立たないのでマイナーな星雲のようです。
この星雲もなんとか像が出たというだけの写真です。
❶ Sh2-25 (M8、干潟星雲)散光星雲
60秒30スタック トリミングあり
以前撮影したこの星雲の写真は、淡い部分が出てなかったのですが、今回は淡い部分まで出てくれました。
付近の星雲が入った写真も出しておきます。
❷ Sh2-33 散光・反射星雲
180秒20スタック トリミングあり
❸ Sh2-73 反射星雲
120秒30スタック トリミングあり (この写真のみCLSフィルターを使用)
❷と❸の星雲はかなり暗く、何回か撮影して画像編集にもかなり時間を費やしています。
シャープレスカタログの天体をすべて撮影しようと思ったらなかなか大変です。
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【撮影機材】
鏡筒 :SV165(口径40mmF4のガイドスコープ)
架台 :AZ-GTi
カメラ:ASI585MC
フィルターなど:SV220、UV IRカット、×0.75レデューサー
その他:ASIAIR PRO
自宅ベランダにて撮影



