Sh2-132 ライオン星雲 | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
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今回の写真は、ケフェウス座にあるライオン星雲

   Sh2-132

です。

 

この星雲は梅雨明け最初に撮影し失敗作となったものですが、再チャレンジしてみました。

ところが、上手く行かないことは続くもので、撮り始めてみたものの途中で雲が出現してあえなく終了となってしまいました。

 

そうは言っても18枚撮れたのでスタックしてみましたが芳しくありません。

そこで仕方なく前回の失敗作と今回の撮影分を合わせてスタックしてみました。

すると少しマシになったので無理矢理、画像編集してみました。

そんな訳でひどい画像になってしまいましたが、何とかライオンらしく見えないこともないかなと思っています。

 

よく考えてみると露光時間は両方合わせると1時間以上になりますが、それでもこの程度の写真にしかならないので、この星雲は案外難しいのかもしれません。

特に淡い部分はノイズがなかなか取れず、きれいに仕上がっていません。

 

 Sh2-132 ライオン星雲

   120秒16+18スタック トリミングしています

 

この星雲にもOⅢ領域があるようですが、全く出ていません。

いつかはOⅢ領域も出してみたいですね。

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スマホ用クーラーについて

ところで、今の季節は夜の気温が28度前後になり、CMOSカメラの温度は35度以上になります。そこでスマホ用のクーラーを使いCMOSカメラの温度を27度くらいまで下げています。

冷却カメラのようにはいきませんが、ノイズの出方は少し緩和されているようです。

 

CMOSカメラを使用しているときは27度位で定常状態になるのですが、使用を止めると急激に温度が下がってカメラに水滴が付いてしまうので、調整がなかなか大変です。

調整は室内のON,OFFスイッチでやっていますが結構気を使います。

 

昨夜はカメラレンズで撮るつもりでした。

カメラレンズの場合はCMOSカメラの1.25インチのネジを使って架台に固定していますが、この方法だとスマホ用のクーラーが取り付けられないことに気が付きました。

何とかしないといけませんね。

 

スマホ用クーラーを取り付けた状態

(磁石で取り付けていますが、ネジが使えません)

 

【使用機材】
   鏡筒  :SV165(D=40mm F4)

   架台  :AZ-GTi
   カメラ :ASI585MC
   その他 :ASIAIR PRO、UV IRカットフィルター、SV220フィルター

        クローズアップレンズ+2、スマホクーラー

自宅ベランダにて撮影