SV165とクローズアップレンズ | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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この最近、ガイドスコープのSV165を使ってみていますが、ガイドスコープなのでどうしても画像周辺部にコマ収差がよく出ます。

そこでクローズアップレンズ+3を入れて使っていますが、短焦点の場合、思ったほど効果はでないようです。

そこで、今回はクローズアップレンズ+2を入れて撮影してみました。

 

撮影した天体は、皆さんよくご存じのパックマン星雲です。

テスト撮影なので短時間露光で済ませました。

 

 パックマン星雲  Sh2-184、NGC281  これは元画像です

   120秒6スタック  四隅の恒星が放射状の線になっています

 

クローズアップレンズ未使用のものや、+3のものと比較すればよく分かるのですが、今回は撮影中に雲が出てきたのでそれらは撮影できませんでした。

今までに撮影した画像と比べてみると、クローズアップレンズの有無では僅かに変わる程度ですが、+2が比較的マシかなと思う程度です。

 

クローズアップレンズなしの場合は収差が少し多く感じますが、反面、中央部の画質が良くなるので悩むところです。

対象の天体が画面中央部のみにある場合は付けない方が良いかもしれないと思っています。

 

 パックマン星雲  これはトリミングして画像編集したものです

 

【使用機材】
   鏡筒  :SV165(D=40mm F4)

   架台  :AZ-GTi
   カメラ :ASI585MC
   その他 :ASIAIR PRO UV IRカットフィルター、SV220フィルター

        クローズアップレンズ+2、スマホクーラー

自宅ベランダにて撮影