梅雨明けも、失敗に終わる | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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四国地方も昨日19日に梅雨明けとなりました。

しかし、梅雨明けらしく日中は35度を超える暑さで何もできません。

それでも夕方は野良仕事を2時間余りして疲れてしまいましたが、夜中頃から天体写真を1枚でも撮っておこうと頑張ってみました。

 

ところが、大きな月が煌煌と照っており、気温も30度近くあって撮影条件は最悪でした。

適当に選んだ

   Sh2-132 (ライオン星雲)

を撮ってみましたが、CMOSの温度は35.5度。そのうえ途中から雲が出現。

ちょっと無理だとは思いましたが画像処理をしてみると、案の定、ノイズだらけ。

ノイズやら星雲やら区別がつかないほどでした。

 

ということで、失敗作として出しておきます。

   120秒16スタック  かなり無理な編集をしています

 

やはり月が明るいと星雲系は上手く写らないし、温度を何とかしないと駄目なようです。

この星雲はOⅢ領域もある天体で、こんな条件の悪い日に撮れる天体ではないので、撮影対象も選ばないといけませんね。

 

【使用機材】
   鏡筒  :SV165(D=40mm F4)

   架台  :AZ-GTi
   カメラ :ASI585MC
   その他 :ASIAIR PRO UV IRカットフィルター、SV220フィルター

        クローズアップレンズ+3

自宅ベランダにて撮影