102SS鏡筒にはずいぶん梃子摺りましたが、それに関連してクローズアップレンズを買ってみました。
今まで使っていたクローズアップレンズはアメリカンタイプで1枚物のレンズだったので、今回は合わせレンズのものを買いました。
このクローズアップレンズは皆さんがよく使っている
ケンコーの PRO1 Digital +3 (ACタイプ)
で、サイズは52mmを買いました。
結構重さもあって良さそうなクローズアップレンズです。
少しはましな写真が撮れるかもしれません。
サイズによって価格に相当違いがあるので比較的安い52mmを買いました。
49mmが一番小さいですが、人気があるのか2倍近くしているようです。
今まで使っていたものがアメリカンタイプなので取付方法から考えないといけませんでした。
結局、天体望遠鏡やCMOSカメラと親和性の良いT2リングを使うことにしました。
そこで、クローズアップレンズとT2リングとの接続は、ステップアップリングとステップダウンリングを使うことにして
42mm => 52mm と 52mm => 42mm
を買いました。
ところがステップダウンリングは42mmの方が何と、ピッチが1mmの物が送られてきたのです。そこで、別の販売店に再度注文したのですが、送られてきたものはやはり42mmがピッチ1mmのものでした。
未だにこんな非常識なものを作っているところがあるんですね。
このステップダウンリングを購入される場合は気を付けていただきたいです。
仕方なく手持ちのT1(ピッチ1mm)・T2(ピッチ0.75mm)アダプターリングを入れることにしました。
左から
T2リング T1T2アダプター ステップ クローズ ステップ T2リング
リング ダウンリング アップレンズ アップリング
ちょっと分厚くなってしまいますが、これをT2リングで挟み天体望遠鏡側とCMOSカメラ側に接続します。
リングを連結したものです
左が望遠鏡側、右がカメラ側
T2リングは、長さが3mm、5mm、10mm、15mm、20mmのものを持っているので、クローズアップレンズとCMOSカメラの距離は簡単に変えることができます。
このクローズアップレンズはすでに一回使ってみました。
その写真は前々回のブログ記事に載せているので興味のある方は見てくださいね。
クローズアップレンズを使うと焦点距離を短くできたり、収差を改善できるので積極的に使ってみようと思っています。
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話は変わりますが、XでASIAIR PRO等のUSB端子(5V電源を取るため)が足りないという話が出ていたので、ちょっとご紹介します。
5V電源が足りないときはASIAIR PROの12V端子から5Vに変換して使っています。
変換アダプターは完成品も売っていますが、私は安い基板を買って自作しています。
基板は数百円で売っていて、リード線を半田付けしてケースに入れる程度でできるのでお勧めです。
基板 自作したもの