夏目漱石の「坊っちゃん」はかなり多くの方が読んだことがあると思います。
この小説は、夏目漱石が明治28年に英語を教えた松山中学校が舞台になっていると言われています。
小説の舞台となった中学校跡
最初の写真を拡大したものです
ここに松山藩の藩校、明教館があったそうです。
(松山中学校は現在の松山東高校になっていて明教館も移設されています)
そんなことから、松山には「坊っちゃん」という名前の付いたものがたくさんあります。
坊っちゃん列車
坊っちゃん団子
坊っちゃんスタジアム
坊っちゃん文学賞
等々。
今日はその内、坊っちゃん列車について書いてみます。
「坊っちゃん列車」は小説にも出てきます。
次は小説「坊っちゃん」の一節です。
マッチ箱のような汽車だと表現されていますが、普通の汽車(蒸気機関車)より小さい軽便鉄道だったわけです。
当時活躍していた坊っちゃん列車(蒸気機関車)は、現在
●梅津寺公園
●伊予鉄道本社ビル内 坊っちゃん列車ミュージアム
の2か所に展示されていますが、伊予鉄道本社ビルに展示されているものを見てきました。
また、客車は
●梅津寺公園
●子規堂の前
の2か所に展示されていますが、子規堂のものを見てきました。
私が幼いころは機関車・客車とも道後公園に置いてあり、乗って遊んだのを覚えています。
(道後の祖母の家へよく行っていたので)
● 坊っちゃん列車ミュージアムの「坊っちゃん列車」
坊っちゃん列車ミュージアム(無料)は伊予鉄道本社ビル内にありますが、1階の表はスターバックスコーヒーの店になっています。
ミュージアムはこの店の中を通って行った奥にあります。
(ちょっといただけませんね。独立した通路にして欲しいものです)
店の中を通るように赤字で書いてありました
非常に小さい蒸気機関車です
● 子規堂にある客車
客車は確かにマッチ箱のようですね
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また、伊予鉄道は坊っちゃん列車のレプリカ(ディーゼル機関車)を路面電車として運行しています。
一時運行停止になっていましたが、今は運行しているようです。
運賃は少し高いですが、明治の気分を味合うのもよいかもしれません。
坊っちゃん列車の詳しいことはWikipedia(下のリンク)に詳しく書いてあるので見てくださいね。
【お詫び】
先日書いた「光軸がずれていました」のブログ記事で、コメントをたくさんいただきましたが、見落としていたものがありました。失礼いたしました。
遅ればせながら返信を書きましたので、よろしくお願いします。