Sh2-86 + ネオ一眼 | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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昨夜は12P/Pons-Brooksを撮ってみたのですが、前回のブログ記事の通り、薄雲に阻まれてまたもや撮影できませんでした。

その後、気を取り直して少し撮影してみました。

 

ということで、今回はSh2-86です。

Sh2-86は、こぎつね座のM27の西側にある散光星雲と散開星団(NGC6823)で、ちょっと「ばら星雲」のような印象を受けます。

 

大きなHII領域で視直径は約40分あり、星雲の中にある細い黒帯が特徴のようです。

 

 Sh2-86

   120秒20スタック 

 

意外に明るいので撮りやすいと思います。

今は、Sh2天体も撮影に適した位置にあるものが少ないので、春の銀河を撮影した方がよいかもしれしれないと思ったりしています。

今夜も晴れるといいですね。

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ところで私のブログ記事で、昨日一番よく読まれたのは不思議にも

   ネオ一眼

の記事でした。

実は、私も最近は「ネオ一眼」を首にぶら下げて1万歩くらい歩いています。

季節もよくなったので風景写真などを撮る方も多くなったのでしょうか。

 

「ネオ一眼」はちょっと撮るには非常に便利で、SNSなどにアップロードするくらいなら十分な画像だと思っています。

特長は

   APS-C一眼に比べても一回り小さくて軽い

   レンズが結構明るい

   ズーム比が大きく大抵の被写体を撮ることができる

      (私の「ネオ一眼」でも20倍ズームです)

   電子ビューファインダーなので明るいところでも構図をはっきり確認できる

などです。

まあ、良いところだけではなく、起動に少し時間がかかるのが玉に瑕(きず)ですが。

 

ということで、私が普段使っている「ネオ一眼」はオリンパスの古いものです。

望遠にするとレンズがかなり出てきます

 

最近はスマホで写真を撮る方が多くなりましたが、こういうカメラを首にぶら下げて散歩するのも楽しいものです。

 

【使用機材】
   鏡筒 :P130Nの鏡筒(D=130mm f=650mm)
   架台 :AZ-GTi
   カメラ:ASI585MC
   フィルター:ZWO Duo-Bandフィルター、UV IR カットフィルター
   その他:ASIAIR PRO 

自宅ベランダにて撮影