12p/Pons-Brooks彗星 | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
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12p/Pons-Brooks彗星が見ごろになってきましたが、自宅ベランダでの撮影は無理だということが分かりました。

そこで何とか撮影できないものかと、昨日は自宅周辺の視界を確認してみました。

すると、車庫からだと建物と建物の僅かな隙間から撮影できそうだったので、天体望遠鏡を設置してみました。

 

ところが日が暮れてみると街灯や民家の灯りが凄まじく、これは駄目だと思いながらも撮影してみました。途中、いろいろとトラブルがあったものの何とか15分近く撮影することができました。

 

しかし、問題は画像処理ができるかどうかです。

案の定、画像を開いてみるとノイズだらけのひどいものでした。

 

ということで、ひどい画像ですが、一応彗星であることは分かる画像にすることができました。

ところで、この彗星はカタカナで書くといろいろと読み方が違うようなので、今回はアルファベットで書くことにしました。

おそらく、言語によって発音が違うのではないかと思ったりしています。

 

● 12p/Pons-Brooks彗星

   30秒28スタック トリミングあり 尾もかすかに写りました

 

30フレーム撮影したところで建物の陰に隠れてしまいました。

2フレームは外してスタックしました。

スタックはDSSの「Star+Comet Stacking」を使いました。(恒星、彗星とも静止)

 

今回はトラブルも多く、一番困ったのはASIAIR PROとWiFiでの通信ができず、急遽、長いランケーブルを這わせました。

また、途中で人工衛星等にも邪魔をされてしまいました。(次の写真)

   太い3本線は何かよく分かりません(飛行機?)

 

まあ、いつもと違うことをするといろいろトラブルが発生するものですね。

まだまだ機会があるので、条件さえ整えばまた撮ってみたいと思っています。

 

【使用機材】
   鏡筒 :P130Nの鏡筒(D=130mm f=650mm)
   架台 :AZ-GTi
   カメラ:ASI585MC
   フィルター:ZWO Duo-Bandフィルター
   その他:ASIAIR PRO

自宅車庫にて撮影