いざ、20cm反射鏡筒の出動 | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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10年以上前になりますが、定年退職したときに

   EQ5 GOTO (赤道儀)

   SE-200N  (口径200mm、焦点距離1000mmの反射鏡筒)

を購入しました。(当時は安かったですね)

しかし、再就職の仕事が結構忙しかったり、妻が趣味でしている家庭菜園を手伝ったりしていたのでほとんど使わずじまいでした。

 

2年くらい前に仕事を完全に辞め、妻の家庭菜園もお暇をいただいたので、天体写真を本格的に始めました。

 

天体写真は専ら自宅ベランダで撮影しているのですが、ベランダに三脚を普通に置いて設置する場合、残念なことにSE-200Nは大きすぎてベランダでは使えなかったのです。

ということで、最近は15cmや13cm(ベランダからの北天用)の反射鏡筒をよく使用しているのですが、1年くらい前に、少しでも広い範囲の写真を撮りたくて三脚をぎりぎりベランダの端に設置して写真撮影しています。

 

SE-200Nを載せてみました

 

この三脚の設置方法でもSE-200Nはベランダで使えないだろうという先入観があったのでずっとSE-200Nを使ってなかったのですが、特定の方向だけならSE-200Nを使えそうな気がしたので、今朝、SE-200Nを三脚に載せてみました。

すると、特定の方向は建物にぶつかりますが、それ以外はぎりぎり使えることが分かりました。

 

反射鏡も15cmと20cmでは天体写真の写りに相当差があるので、少しでも大きいものを使いたいのは人情というものですね。

特に暗い天体や見かけの大きさが小さい天体には威力を発揮すると思うので、これからはSE-200Nを活用したいと思っています。

 

ただ、木造住宅の片持ちベランダなので重量や振動がちょっと心配になります。

ベランダの下に支えの柱でも建てないといけないかもしれませんが、少しはまともな写真が撮れるかもしれませんね。