昨夜は最悪の撮影環境でした | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
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昨夜も少し天体写真を撮ってみましたが、今は撮影環境が最悪ですね。

   まだ月が明るい

   黄砂、花粉、PM2.5などが空中に浮かんでいる

ため、月の光がこれらの浮遊物質を照らし空が明るくなっており、天体の光も届きにくくなっているようです。

 

一昨日も同じようなことを書きましたが、今は月の光が少し弱くなってきたものの、浮遊物質が相当ひどいことになっているようです。

 

こんな時には、淡い星雲などは絶対に無理だと思うので、昨夜は散開星団と銀河を撮ってみました。しかし、それでも思うようには撮れませんでした。

 

前々回は、IRパスフィルターを使いましたが、昨夜は安い赤色のフィルターを使ってみました。

IRパスフィルターと違って可視光線の赤色や近赤外線領域も通過させてくれると思います。

 

昨夜、撮影したのは

   M44 (プレセぺ)

   NGC2841

です。

それ以外にもZTF彗星を撮ってみました。

 

 M44 (プレセぺ)

カブリの補正をしたらカラーバランスが崩れてしまいました。(下半分)

 

 NGC2841

細かいところが写ってないです。

 

 ZTF彗星(C/2022 E3)

ZTF彗星(中央)はかなり小さくなってきました。

赤色フィルターを使っているので緑色はほとんど出てないです。

 

今の空の状態ですと浮遊物質が多く、月明かりがなくなってもあまり期待できそうにないですね。

 

使用機材

  AZ-GTi、P130Nの鏡筒、ASIAIR PRO、ASI585MC、赤色フィルター