連日、天気が良いので天体写真もそこそこ撮れていますが、睡眠不足が酷くなってきました。
椅子に座って画像処理をしていたら、うとうとしていたらしく、椅子ごと転倒してしまいました。転倒するまで分からず、余程熟睡していたようです。
昨夜は、だいぶ西に傾き始めて、そろそろ写真が撮りにくくなっている
馬頭星雲
と、おとめ座の
マルカリアン チェーン
などを撮ってみました。
馬頭星雲はすでに西に傾いており、月もあったので写りはそれなりです。
使用機材は
EQ5 GOTO、口径70mm屈折望遠鏡、ASI585MC、ASIAIR PRO
などです。
口径70mm屈折望遠鏡(上の写真:鏡筒のみ)は時々使いますが、メーカー名の記載もない入門用の低価格品です。通常、新品は架台などを含め一式で1万円位で売っていますが、中古を2000円で購入したものです。
まあ、これで天体写真を撮っている人はほとんどいないと思います。
差し詰め、愚の骨頂といったところでしょうか。
焦点距離が360mmで口径比が約5なので、今回の撮影対象にはちょうど良いので使ってみました。低価格品だけあって星像が大きくなりますが、星の明るさは分かりやすいですね。
質の悪いカメラレンズよりはマシかもしれません。
● 馬頭星雲と燃える木星雲
120秒30スタック
● マルカリアン チェーン (おとめ座 M86付近)
120秒30スタック
撮ってみたら、全体が入ってなかったので、モザイクで撮り直してみました。
銀河が鎖のようにつ繋がっています。
モザイク合成したもの 120秒10スタック
● おとめ座 M89付近
おとめ座は銀河の多いところですね。