ASIAIRの便利機能1 ピント合わせ | getaのブログ

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今回は、「ASIAIRアプリの便利機能1」としてピント合わせについて書いてみます。

 

 最近、眼がよくない

自分はかなり酷い乱視ですが、最近は近視も入ってなかなか見えにくくなってきました。

また眼科医は、まだ軽くて手術の必要はないと言っていますが、白内障も少し出てきて夜は以前よりは見えにくいです。

 

昨年は運転免許の更新をしましたが、初めて「眼鏡等」の条件がつきました。

自分の場合は、

   両眼0.8、 片眼0.5、  深視力

をクリアしないと条件がつきます。

 

乱視は何重にも見えるわけです。昼間は二重くらいですみますが、夜は月や街灯など明るいものを周囲が暗い状態で見ると10個くらい重なって見えてしまいます。

(夜に月を見ると、こんな感じで見えます。もちろんメガネをかけるとかなり解消されます。)

 月が幾重にも見えます(イメージです)

 

乱視だけなら視力表の「c」の切れている方向は意外に分かります。

ところが流石に近視はどうにもならず免許の条件が付いてしまいました。

老眼がほとんど出なかった代わりに、今頃になって近視が出てきたようです。

 

 天体写真で大切なピント合わせ

眼が良くないと天体の眼視観測は大変なので天体写真を中心にやっているわけですが、眼のよくない人が天体写真をやっていて一番困るのはピント合わせですね。

以前、バ-ティノフマスクが合わせやすいと聞いて使ってみましたが、自分の眼には全く効果がありませんでした。幾重にもなるのでどれがどれだかさっぱり分からない。

   バ-ティノフマスク

 

ということで、半年くらい前までは勘でピントを合わせていたのですが、上手く合うはずがありません。

天体写真でピントが合ってないと、全然見栄えがしないものになってしまいます。

 

ということで、半年くらい前からよく使い始めたのが

   ASIAIRアプリのFocus機能

です。

 

これはピントの状態が数値で出てきますから、数値を見ることができればよいわけです。

ピントを探って行って一番数値が小さくなるところを見つけたりするだけです。

 

 ASIAIRアプリのFocusの使い方

Focusの機能を使ったことのない方もいらっしゃるかもしれないので簡単に書いておきます。

(ASIAIR PRO、ASIAIR PLUSなどが必要です)

 

Preview画面からだと、下の画面Previewにタッチするとすぐ左側にメニューが出てくるので、FocusにタッチしてFocus画面にします。

 

下のFocus画面になったら、にタッチするとこのアイコンになり撮影が始まります。

次にのように緑の枠をドラッグ(移動)して緑の枠の中央にピント合わせ用の星を入れます。

そこまでできたらZoomにタッチしピント合わせの画面にします。

 

 

下がピント合わせの画面です。

望遠鏡のピント合わせつまみを回して、の数字(星の大きさ)が最小になるように、の数字(ピーク)が最大になるように調整します。

 

私は特にの数字(星の大きさ)が最小になるように注意してやっています。

の数字は、説明がないので詳しいことは分かりませんが、おそらく明るさのピーク値ではないかと思います。(2023.01.12 この部分の内容を書き換えました)

 

の数字(星の大きさ)は星の明るさによって最小値が変わってきます。

うまくいかない場合は、対象の星を変えたり露光時間を変えるとうまくいく場合があります。

 

ピントが合えば、逆の操作をして元に戻ります。

 

私のように眼が良くなくてピントが合わせにくい方には特に便利な機能だと思います。

是非使ってみてください。