久しぶりに一眼レフで天体写真(M31,M45) | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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この最近よいお天気が続きます。

天体写真愛好家にとっては良いことなのですが、毎晩写真を撮っているため寝不足になってしまいました。

 

そうこうことで、昨夜はのんびりと一眼レフで天体写真を撮ることにしました。

本格的に天体写真を始めて1年余りになりましたが、そう言えば最近は天体用CMOSで撮ることがほとんどで一眼レフなどのデジカメで撮ったのは僅かだったと思います。

 

デジカメも天体写真を撮るため中古品などを何台か買い集めていたので使わなくては勿体ないですね。

 

ところで最近、アンドロメダ銀河やプレヤデス星団(すばる)など大きな天体を天体用CMOSで撮るとあまりきれいに撮れないなと思っていました。

よく考えてみると、自分が使っている天体用CMOSは

   ASI385MC と SV305SJ 

の2台でどちらも200万画素位なのです。

もっと高級品でも800万画素(超高級品は除く)位しかないので、デジカメと比べると画面が荒くなってしまうのは当然ですね。

 

そんなこともあって、一眼レフできれいに撮れたらいいなという期待もあったのです。

最近は画像処理も以前よりは少しうまくできるようになったので、多少は綺麗になるかなという思いもありました。

 

使用した機材は

   カメラ: PENTAX K30(黒死病の中古を自分で修理したもの)

   レンズ: トキナーのズームレンズ 150-500mm F5.6 (30年位前のオールドレンズ)

   架 台: EQ5 GOTO (ガイドスコープをメインカメラにしてASIAIR PROで制御)

です。

 

普通、天体写真をやっている人はこんなものは使わないと思います。

お金をかけまくって高級な機材を使っている人がほとんどですから。

しかし貧素な機材で上手く撮れた時の感動は一入(ひとしお)のものがあります。

話が長くなってしまいましたが、昨夜撮った写真は次のとおりです。

 

   M31  アンドロメダ銀河(トリミングあり) 20枚スタック

 

   M45 プレヤデス星団(和名 すばる、トリミングあり)20枚スタック

 

オートガイドをしなかったため少し星が流れてしまいましたが、期待していた以上にそれらしく撮れてしまいました。

 

最初は、300mmで撮るつもりでしたが、3枚ほど試写してみるとまだ行けそうだったので500mmで撮りました。

500mmのレンズも天体用CMOSカメラで撮ると収差が相当出るのに、一眼レフカメラで撮るとほとんど出ないのには驚きました。

 

画像処理はフリーソフトとステライメージLite を使い、高級なアプリは使っていません。

(高級アプリはそもそも持っていません)

 

中古の改造カメラもあるので他のカメラも活用していきたいと思っています。