SE200N と EQ5 GOTO  ベランダで天体写真 | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
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長い間、使っていなかった

   SE200N(口径200mm、焦点距離1000mm、F5)

   EQ5 GOTO (赤道儀)

の調整をした(以前のブログに書いてあります)ので、天体写真を撮ってみました。

 

この組み合わせで無理に自宅のベランダに設置すると、方向によっては鏡筒が壁などにぶつかってしまうのです。ですから、今までほとんど使っていなかったのです。

しかし、調整をした結果を見たかったので無理に設置して写真を撮ってみました。

 

          手すりや壁にぶつかってしまいます

 

上の写真のような感じで、相当気を付けて動かさないと鏡筒や架台をぶつけて壊してしまうのです。

でも今回は、鏡筒が壁に接近した時は手動で動かすなど、細心の注意を払って作動させ写真を撮ってみたわけです。

 

やってみると、やはりこのベランダにこの鏡筒は普段使いには無理だなと痛感しました。

仕方がないので、口径15cmの安価な反射鏡筒を購入することにしましたが、今はコロナや部品不足のためすぐには手に入らないようです。

 

昨夜も、晴れているのかと思ってベランダに設置したのですが、薄雲がかかっていました。

しかし、調整の結果を見るためのテスト撮影が主たる目的だから少々の雲は仕方がないことにして撮ってみましたl。

 

空の状態が悪かったし、大きな雲が行きかっていたので短時間露光です。

ほぼ真南にあったM42とIC434を撮ってみましたが、南に向けると鏡筒後部が壁にぶつかるので、ちょうど窓の横に設置し、窓を開けた状態での撮影です。

   M42 トラペジウムがはっきり見えます。

   5秒の露出なので周辺部は薄いです。(カメラ:ASI385MC)

 

   IC434(馬頭星雲) f1000mmなので大きく写っています。

   短時間露光なので発色は良くないです。(カメラ:ASI385MC)

 

私は眼があまり良くないのでピントは甘いかもしれませんが、光軸はそこそこ合っている感じです。

オートガイドでの赤緯軸の状態も確認しましたが、だいたい4秒角位に入っているものの、たまに変な動きをするので間隔を4秒にしたら、ある程度改善されました。

 

鏡筒は高級なものではありませんが、やはり口径20cmになると10cm以下のものとはディティールの出方が全然違い、今まで撮っていた写真が嘘のようです。