頭のてっぺんから爪先まで。
それ確かに経験してますが
頭の中味
内臓、血液
深層筋まで
内側も向きますね。
そして、回復は
脳関係が最も早い
が、私の実感です。
不眠
メンタル障害(鬱や悲観や焦慮や、希死念慮)
の回復に続いて
回復三番手は、「本が読める!」(映画、音楽も含む)でした。
認知、情緒の安定、とでもいうんでしょうか。
わずか2年前
いささかの体調不良があっても、飲んでる薬と関連付ける発想などとんとなく、眠れる、食べれる、動ける、だけで己を健康体と信じていた頃。
離脱症状?の荒波に巻き込まれる直前でしたか
ハマって読んでた作家の本がありました。
図書館に並んでるものは全て借りて読み漁ってたのに。。
その作家の名前も、読んだ本のタイトルも内容も、全く忘れ果ててしまったのです。(軽い記憶喪失?)
確かに誰かの本を何冊も読んでいた記憶だけはある。
10ヶ月ほど前、ようやく読書が出来ると気づいて、図書館通いが復活しても、なんのとっかかりもなく、探しようがありませんでした。
まるで記憶が
別人の脳に収まってるかのように。
出てこないまま、放ってあったのですが。
先日、図書館でこの新刊(といっても2019年9月。。。まだその頃は本読めてなかったな)を見つけて
パラパラっと脳のどこかの塊がほどけた感じでした。
中山七里さんでした。
どろどろと粘っこいものでなく、読みやすく、テレビのサスペンスドラマなどに適してそうなストーリーが多かったです。(記憶戻った)
たしか「どんでん返しの中山七里」と言われてたかと。
これは、どんでん返しほどでもないのですが
結末の興奮は、やはり彼のもの。
最終荷造りの手も休めて
読み耽ってしまいました。
内容、浅くはないです。
これは複数の「贖罪」が交錯するテーマとなってました。
まさに、今の私が、肩から下ろすことのできないテーマで、少し辛い。
いくら詫びても、死んでも、生きても、つぐなえない、間違い(罪)、はあります。
その悩みに、ベンゾは関係ないですが
間違いの要因に、関与はしています。
そもそも、それを飲んだ間違いは、己の罪ということになるのでしょうか。