記憶の復活 | さゆあめのセルフトーク

さゆあめのセルフトーク

喜怒哀楽豊かでピュアな表現者しし座(月星座)

好きなもの好きなこと
踊ること。
習い事。(仕舞のお稽古はじめました)
伝統武術、ヨガ、着物、編み物、手抜き料理、人間分析、
✡️人生のマジックアワーを
謳歌満喫したい

ベンゾ薬害(離脱症状もふくめて大きくいうと)

頭のてっぺんから爪先まで。

それ確かに経験してますが

頭の中味
内臓、血液
深層筋まで

内側も向きますね。



そして、回復は

脳関係が最も早い

が、私の実感です。

不眠

メンタル障害(鬱や悲観や焦慮や、希死念慮)

の回復に続いて

回復三番手は、「本が読める!」(映画、音楽も含む)でした。

認知、情緒の安定、とでもいうんでしょうか。

わずか2年前
いささかの体調不良があっても、飲んでる薬と関連付ける発想などとんとなく、眠れる、食べれる、動ける、だけで己を健康体と信じていた頃。



離脱症状?の荒波に巻き込まれる直前でしたか
ハマって読んでた作家の本がありました。

図書館に並んでるものは全て借りて読み漁ってたのに。。


その作家の名前も、読んだ本のタイトルも内容も、全く忘れ果ててしまったのです。(軽い記憶喪失?)

確かに誰かの本を何冊も読んでいた記憶だけはある。

10ヶ月ほど前、ようやく読書が出来ると気づいて、図書館通いが復活しても、なんのとっかかりもなく、探しようがありませんでした。

まるで記憶が
別人の脳に収まってるかのように。

出てこないまま、放ってあったのですが。




先日、図書館でこの新刊(といっても2019年9月。。。まだその頃は本読めてなかったな)を見つけて

パラパラっと脳のどこかの塊がほどけた感じでした。


中山七里さんでした。

どろどろと粘っこいものでなく、読みやすく、テレビのサスペンスドラマなどに適してそうなストーリーが多かったです。(記憶戻った)

たしか「どんでん返しの中山七里」と言われてたかと。


これは、どんでん返しほどでもないのですが
結末の興奮は、やはり彼のもの。

最終荷造りの手も休めて
読み耽ってしまいました。


内容、浅くはないです。

これは複数の「贖罪」が交錯するテーマとなってました。

まさに、今の私が、肩から下ろすことのできないテーマで、少し辛い。


いくら詫びても、死んでも、生きても、つぐなえない、間違い(罪)、はあります。

その悩みに、ベンゾは関係ないですが

間違いの要因に、関与はしています。


そもそも、それを飲んだ間違いは、己の罪ということになるのでしょうか。