保護猿 かえでちゃん | J-Taz's アニマルシェルター

J-Taz's アニマルシェルター

人の命も動物の命も隔てなく、共に救い合い、共に支え合い
殺処分ゼロを目指して、殺される命の無い社会を共につくりましょう。
最大の目的は、『日本最大アニマルシェルター建設』です。
どうか応援お願いいたします。

皆様 タッズ 母です


長きにわたり 絶大なる ご支援に心から感謝申し上げます。


皆様のお心をいただき UKCJAPAN京都本部 湘南支部 シェルターの保護動物

被災動物たち 共に 

安息に くらしております 


湘南支部シェルターは緊急措置設置の為

生涯滞在型施設ではなく 環境は不十分ではございますが 

 

雨の日も雪の日も 風の日も、、暑い日も、、通ってくださるボランティアさんの

温かい愛情いっぱいいただき

シェルターの仔達は 「命つながれ」ています。


一言で ボランティアで一年以上 継続するともうしましても なかなか現実には難しいことです


でもUKCシェルターには どれだけ多くのボランティアさんたちが この震災直後から今日まで

来てくださってることでしょうか、、、

頭が下がる思いばかりでございます


UKCJAPANの被災ペット達は かなり高齢犬猫も多く そして 問題行動的なハンディ 大型の犬たち

なかなか 新たな縁をみつけるには、、、


でもUKCのボランティアさんたちは

「母~ いいじゃないですか ムリにこの子たちをどこかに行かせなくても、、私たちががんばれば」

本当に 本当に 私たちは ボランティアさんに支えられ 救われています。



先日 10日 突然 あっけなく 旅立ってしまった「保護猿」 うちのかわいい娘

かえでちゃん 


ボランティアさんたちにも

愛嬌ふりまき やんちゃして、、おせわをかけて、、、


「かえー」って呼ぶと「んー」ってお返事をします

「かえちゃん ンー?じゃないでしょ はいってお返事しなさい」って教えると

また「ん?」って、、

かわいくてたまらない  


小型の犬たちの背中に乗ったり 、、大型のピットぶるのおなかにぶらさがったり、、

うさぎと並んでチチモシーを食べてたり  猫のしっぽもって遊んだり、、


タッズ父のクレジットカードをポケットから抜いて 嚙んで!叱られたり

天音の筆箱のファスナーをあけて

鉛筆を全部 隠したり、、、、、


勝手に偶然に 家電から 110に電話してたり(よりによって警察かい」(笑)


帰宅したら 、、勝手にゲージから出て 得意げに リビングのドアにぶら下がってはしゃいでたことも、、


毎朝 お仏壇に手をあわせるタッズ父の横で 目を閉じて手をあわせた瞬間

お供えを かっぱらっていく(笑) 


怖いことがあると 抱きついて胸元に顔をうずくめて、、

いつも手を 手を握ってって差し出すかえでちゃん、、、


犬や猫のお兄ちゃんお姉ちゃんたちに 大きな愛で包んでもらったかえでちゃん、、

うさぎのぽてちちゃんとは 同級生!なんで 

闘ってました(笑) 


こんなにテレビにも出て 芸能界デビューも経験して 日本中で応援していただいた

かえでは 恵まれたこでした


大場久美子さんとの撮影は はらはらさせてくれたり 爆笑したり、、

撮影隊の方々も 子供をかわいがるように、、



保護当時 昨年11月 まだ生後3か月に満たないと想定される かえでちゃんの育児に

未経験の私は 幾度か 犬山モンキーパークの加藤所長さまに

助けていただきました

その中で

「猿を人間社会の中で飼うということは 人間側の覚悟!だけですよ 群れで生息する形態の猿ですから

1匹だけで生かしていくことが 見ている側もつらくなります 孤独悲を 醸し出すからです どれだけ人間が関わり愛情与えても 必ず そのことを克服しなくては、、」と言われたことを私は毎日考えていました


でも

私の「なせば成る!」 この世にどの形が 生き物に絶対でという答えは持ちたくはなかった、、

命あれば 、、絶対に、、人という 満足なものを与えられた私たちが 頭を使い 心与え

カラダ動かせば 幸せにはしてあげれる!!!と。


まだ1歳にもならないかえでは、、野生に生きていれば 「母猿に抱かれ 」同じ月例の仔猿たちと

木から木へと おいかけごっこしたり! 喧嘩したり お母さんに叱られたり、、

していたはず、、

私は 可能な限り 形は違っても かえでに 

そんな環境を、、と


いやいや まいっちゃいました 短くても濃厚なじかんでした。 


多くの命を守り、、そして見送ったなんて自負も何の意味ももたない


「死」を理解して 克服することは できない

タッズや多くの別れを経験した私は 「その苦しみを消化して乗り越えてきた」 自分は強い!なんて

愚かな気でいたことが 腹立たしい、、この数日です


折れて、、くずれて、、ボロボロに粉々になりそうな心、、


寝るときは 必ず必ず タッズ父の手を握りしめていた かえでちゃん、、


犬だから、、猫だから、、猿だから、、なんてない!どこにも人との線引きはない!


無くした命はかえらない!!っとてことは同じなんですよね。


世の中には そんなことを こんな苦しみを感じることも 経験もせずに生きていける

人たちもいます 

そんな人たちを 羨んだりもしたことも、、、


でも かえでは 遺していきました 

大きな思いを



皆様  かえでちゃんに たくさんの涙 お花 お言葉を

いただき 心から感謝しています


多くの皆様に深い愛をいただいたかえでは 今頃 母猿や 命の恩犬 ゴマちゃん見守る中

天国で はちゃめちゃ じゃじゃ馬娘爆裂していることでしょう


そして 

日本の動物達が 安息にくらせる日がくることを 見守ってくれるとおもいます


ありがとうございました。