タッズ母より | J-Taz's アニマルシェルター

J-Taz's アニマルシェルター

人の命も動物の命も隔てなく、共に救い合い、共に支え合い
殺処分ゼロを目指して、殺される命の無い社会を共につくりましょう。
最大の目的は、『日本最大アニマルシェルター建設』です。
どうか応援お願いいたします。

10カ月共に頑張ってきた福島のペット達。
家族と離れて暮らす哀しみや辛さは
私達が思う以上の「辛坊」でしょう。
地震、原発事故、家族との離別。

ボランティアさんも
そんなペット達を暗黙に励ましてあげています、、

私も「頑張ろうね」と毎日
シェルターの子達に声をかけます。
家族の元へ帰れる日まで
元気に、、と。

しかし
先日から、、
3頭の
高齢犬がシェルターにて虹の橋を渡りました。
コロ君
12才
ホワイティーちゃん13才
毛玉大ちゃん獣医師推定年齢15~17才。


10カ月
本当に共に暮らし、慰め励ましあい頑張って
シェルターの生活にもやっとやっと慣れてきたのに、、、

ホワイティーの訃報は20キロ圏内にてレスキュー活動中に

入院先の獣医師からの電話にて告げられました。
偶然にも
ホワイティーの自宅
双葉町にて、、6号線沿いの
綺麗な大きなお家
そこには
まだホワイティーが、いるような
ハウスがありました。
何で、、13年、幸せに愛され暮らしていたのに
飼い主さんと離れ
最期を向かえなければならないのか、、

その思いを思えば
私は
ホワイティーのハウスを前に
悔しい、哀しい涙が溢れて止まりませんでした。
翌日
代表理事と白いシクラメンの花を
ホワイティーのハウスにお供えに。

そこに
白い防護服の
ホワイティーの飼い主さんが、非難先から
ホワイティーの供養に来ていました。
もう一度
飼い主さんに抱かせてあげたかった、、
ホワイティーも頭を撫でてもらいたかったよね
でも
沢山のボランティアさんに
どの子達も
いっぱい、いっぱい可愛がられ
名前をよばれ、、大切にしていただいている事が
この子達の救い。
UKC Japan のボランティアさん達も
本当に本当に優しい。温かい。
その愛情に頭が下がります。

毛玉大ちゃん
3月に代表が浪江町から放浪し衰弱していた大ちゃんを保護。
それはお顔がどこにあるかわからない位に
毛玉で身体を被われていました。
代表に
毛玉大魔王(笑)と名付けてもらい
みんなに可愛がられました。
トリマーのお姉さま達にスッキリとカットしてもらい

ハンサム大ちゃんに。
かなり高齢犬で体調も崩し
入院も。

でも先生方やボランティアさんの献身的な看病で

奇跡的に元気になりました、病棟で静かに過ごしていましたが
やはり
年齢的な事は克服できず、、
大好きな人達に見送られ旅立ちました。
私達は
飼い主さんと同じ気持ちでこの子達を見守ってあげたいと

毎日頑張っています。
でも亡くす事は
無念や後悔の思いばかりです。


命を預かるとは
常に何事も、
向き合い受けとめなければならない事、、

350頭の命。
宝です。どの子も。誰かにとって必ず不可欠なものなのです。

みんな
愛する人達の元へ、戻るその日まで
頑張るで~

天寿全うした子達
故郷の大空に羽ばたき、大好きな家族の胸に、、


                  タッズ母


社)UKC JAPAN アニマルレスキュー

社)UKC JAPAN アニマルレスキュー


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救助中に放浪していた犬で飼い主様が分かっていない子たちのリストです。

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