たまには美味しいナポリタン | Meta☆。lic2ch

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 ケチャップのソースが絡むスパゲティ・ナポリタン。

 懐かしの洋食メニューが、再び注目されている。レストランでは、熱々の鉄板や鉄鍋に盛って提供。懐かしさに目新しさも加わり、人気が再燃している。


 東京都千代田区のカフェ・チェーン店「プロントイルバール」東京国際フォーラム店では、平日のお昼時、ステーキに使うような鉄板皿に薄焼き卵とスパゲティがのせられ、あちこちで湯気を上げていた。同店の人気メニュー、「鉄板ナポリタン」(690円)だ。鉄板で温められた香ばしさと卵のまろやかさが、甘辛いソースと絶妙な組み合わせだ。ナポリタンは戦後、連合国軍総司令部(GHQ)に接収されたホテルニューグランド(横浜市)の総料理長が、米兵の食事を参考に考案したとされる。その後、全国の喫茶店や家庭に広まった。

 都内の自営業女性(39)は「母が作ってくれた味の懐かしさと、鉄板にのって熱々で出てくるのが好きで、よく注文します」と話す。同店を運営する「プロントコーポレーション」(東京都港区)では、昨年9月に一部店舗で試験的に販売したところ好評だったため、10月から全店で日中のメニューに、12月からは夕方以降のメニューにスパイスを利かせた品(780円)を加えた。店舗によっては売り上げ1位になるほどの人気という。同社広報は「スパゲティがホカホカと湯気を立てて運ばれてくる雰囲気が目新しく、よく知った味を新鮮なものにしている。中年男性がターゲットだったが、女性や若者にも受け入れられています」と話す。

 東京都港区のホテル日航東京では2月から、レストラン「タロンガ」で「鉄鍋の焼きナポリタン」(1260円)をメニューに加えた。煮込み料理などに使う蓋付きの鉄鍋にナポリタンを入れて火にかけ、熱々のまま提供。見た目の面白さもあり人気だという。

 「不二家レストラン」では、小さなフライパン形の鉄鍋に盛った「昔ながらのナポリタン目玉焼き添え」(819円~)を販売中だ。

 コンビニエンスストアも、鉄板人気にあやかる。サークルKサンクスが今月発売した「鉄板焼風ナポリタン」(380円)は、鉄板皿のような茶色のトレーに薄焼き卵と共に盛られている。(読売新聞)



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 昭和レトロやB級グルメブームに乗り、横浜発祥のスパゲティ「ナポリタン 」が注目を集めている。市民有志が学会を結成し、おすすめの店を認定したりナポリタン 味のケーキを作ったりするなど、街の魅力のPRに躍起だ。

 ナポリタンの元祖は1927年創業の「ホテルニューグランド」(横浜市中区)とされる。終戦後に連合国軍総司令部(GHQ)に接収された際、当時の入江総料理長が、スパゲティをケチャップであえる兵士たちを見て着想したという。

 ホテル1階の「ザ・カフェ」は当時のままの味が楽しめるが、具はマッシュルームとボンレスハムのみで、緑は定番のピーマンでなく刻んだパセリ。ケチャップは一切使われていない。ホテル広報室の和田さんは「総料理長がケチャップは1流ホテルの格式に合わないと、生トマトを使ったソースを考案した」と説明する。広まる過程で大衆的なケチャップ、ピーマン、玉ねぎのスタイルに変化したようだ。

 名店を認定してホームページ(HP)で紹介しているのは市民団体「日本ナポリタン学会」。作曲家や市職員らで09年に結成、昨年4月にはナポリでふるまって好評を博し、ナポリ市長に「ボーノ(うまい)!」と絶賛されたという。副会長は「料理の付け合わせ扱いだったが、今後は主役として『横浜と言えばナポリタン』にしたい」。

 ブームを追い風に横浜市中区の「美濃屋あられ製造本舗」はナポリタン 味のあられを商品化。同市西区の洋菓子店「ふらんすやま本店」は4月からナポリタン味のケーキの販売を始めた。学会の事務局長は「戦後復興期に生まれたナポリタン は日本人を元気にした味。暗い世相を明るくするにはぴったり」と語る。学会の認定店や活動はHPhttp://naporitan.org/ 【毎日新聞】