次に私がし始めたのは、浪人して実際に合格した人の体験談をネットで漁った。
宅浪で合格した人は勿論、予備校に通って浪人していた人の記事などを調べた。そして今年の4月時点で分かる模試の日程も。宅浪だけではペースが掴みにくいため、同級生の浪人生に何人かに実際の授業の時間割などを教えてもらったりもした。
一応受験は精神の面では団体戦でもあるため、同じく
浪人してる友達何人かとは連絡を取り続けることにして、他には実際に京大に現役合格した友達には入学式の様子の写真をもらって自分のモチベーションにした。
4月の時点でもう既に感じる、自分を律して行かないと遅れを取ってしまうという焦り。まだ不合格の文字を見たときのショックから立ち直れていない自分の心の不安定さ。
そして受験生という環境が変わっていないことから連想される自分の不甲斐なさ。
色々な負の心境に耐える日々が続くことになる。
自分で決めた道のはずなのに何故こんなに悲しくて辛いのか、何回も自問した。
自分の芯が弱いからか?
じゃあ強くすれば良い。
自分の向いていない方向に進もうとしているのか?
でも自分のやってみたいことがあるんでしょ?
諦める?
諦めるのは簡単だ、簡単な道は選びたくない(諦め方も分からないけれど)
そうこれは自分を成長させるチャンスだ、と信じて、
浪人生として初めての4月をスタートする。