今日、チュンを送って帰ってきて、蒸し暑かったので、リビングのエアコンは冷房をつけたままでいた。

 

 

冷気が逃げるので、リビングのドアは閉めてあった。

 

 

そこへ、バカが風呂から出てきて、リビングのドアを開けっ放しにしたまま、仕事部屋へ入っていった。

 

 

私には、閉まってたものを開けたのなら、閉めて出る。以外の考えは思いつかない。

 

でも、よくあろADHDのやらかしとして、電気付けっ放し、扉開けっ放しというのが、お決まりのように挙げられているから、仕方ない…

リビングの掃除を中断して扉を閉めに行った。

 

 

ちょっとして、またバカがリビング の扉を開けっ放しでキッチンにやってきて、麦茶をガブガブ飲んだり、口をゆすいだり、なんやかんや、やりに来た。

 

リビングの扉はキッチンの真横である。

 

 

私は、再びリビングの掃除を中断して、リビングの扉を閉めた。

 

バカはすぐそこに立っている。

 

 

私が扉を閉めていることに、気付かないはずはなく、見えていないはずもない。

 

 

だが、また、リビングの扉を開けっ放しで仕事部屋と寝室を行ったり来たりし始めた。

 

 

イラッとしながら、また掃除を中断して扉を閉めに行った。

 

 

バカはリビングの扉を通過するたびに、そこが閉まっているということを見ている。体験している。

 

 

 

普通なら、ここは、閉めるべき扉なのか。と自然と理解できると思う。

 

 

が、しかし…

 

 

4回目。

バカが、このリビングの扉を通過して、大した用もないのにキッチンへやって来た。

 

 

扉を開けっ放しで。

 

 

ムキームキームキームキームキー

 

 

 

自分では、「言われてなかったら、やらなくていい」理論なのだろう。

 

なぜ、それが通用すると思えるようになったのか経緯を知りたいものだ汗

 

 

あまりにムカついた私は、扉を閉めに行き、掃除に戻りながら

 

 

「くそったれムキーッ

 

 

 

と、普通ボリュームの声で呟いた。

 

 

 

聞こえていただろう。

 

 

 

次に、キッチンから出て、仕事部屋に向かった時には、扉を閉めて出て行った笑

 

 

 

 

「閉めろ」と言うより、はっきりと怒りを向けた方が、うちのバカには効果があることが多い。

 

 

 

 

全然心当たりなく、急に怒りをぶつけてくるオジサンとかいて、本当に腹が立つんですよねーと、夫婦同席のカウンセリングの時に言っていた。

 

 

 

お前が人の気持ちを理解できないから、分からないだけで、そのオジサンは、急に怒ったわけではなく、お前の無意識な無礼な態度に怒っていたんだと思うけどな。

 

 

 

そういう、よく分からない怒りには、多少敏感になっているようである。

 

 

おそらく、今回も、なぜ、私が怒っているのか、分かっていないと思う。

が、ブチ切れしてそう…とは思ったので、私から距離を取りたい気持ちの表れで、扉を閉めたんだと思われる。

 

 

 

閉めてあったものを開けたなら、また閉めておく。

 

 

 

その理論は、バカには理解できないのだろう。

 

 

 

スマホの中に、「ご飯を作ろう」というアルバムを作っている。

私が過去にバカに作っていた夕飯の写真がまとめてある。

 

 

 

食べるかもしれないし、食べないかもしれないけど、一応作っておいてと言われていた夕飯。

 

 

 

今日のおかず、これかぁ。

ちょっと食べたいから、今日は飲まずに帰って、家でご飯食べるかぁと思ってくれることを願って、写真を撮り、料理名を書き加えて、平日は毎日、バカに送っていた。

 

 

仕事の通知と混ざったら、うざったいかもと思い、夕飯のメニューを知らせるメッセージアプリを別に使うようにしていたが、逆に、仕事の内容ではなく、夕飯のメニューごときと分かっているため、その日のうちに既読にならず、2、3日まとめて既読になることも、よくあった。

 

 

どんな体調でも、仕事の後で、どんなに疲れていても3品くらいは必ず作るようにしてたし、味付けやメニューがマンネリしないように写真を見返して献立を考えていた。

 

 
 
 
 
この写真は、その記録の一部だけど、この中でバカが実際に食べた食事は、片手で数えられる程度だと思う。
 
 
食べてもらいたくて作ったご飯は、残飯となり、翌日、私が自分で食べたり、悲しくて辛くて、食べずに、そのまま捨てたことも何回かある。
 
 
 
バカは、自分は悪いことをしているわけじゃない。というのを、私への言い訳としてよく使う。
 
 
 
本気で自分は悪いことはしていないと思っているのだろうか…
 
 
簡単なことでも、自分から理解できない。
教えられても理解できないし、しようとしない。
 
 
 
そういう奴に、私は尽くすという、愚かなことをしてきてしまった…
 
すごく虚しい記録。
 
 
でも、この頑張りは、多少の自信をもたらしてくれた。
 
私でも、なんとか頑張れば、少しは食べられるものがつくれる!
 
 
 
将来、チュンが少しでも食べられる物が増えて、この写真の中から「これ食べてみたい」とリクエストしてくれることが、夢だったりもする照れ