これまた興味深かった。
そして、納得。
私は、子供の頃、母親の言うことは聞いてあげなきゃと思っていた。
嫌だな。本当は違う選択肢がいいな。それは私の気持ち・意見ではないな。
と思っていても、母親が気に入る選択肢でないと、「お母さんは、あんたのことを考えてあげてるのに、なんであんたは私のことを考えられないわけ?」的なことを言われて責められるので、「じゃあ、ママの言うとおりにすればいいんでしょ…」って絶対なってしまうんだった。
それが、すごく嫌だなぁって思いながら、成長してきたのは間違いない。
言うことを聞いてあげないと、母親はヒステリックになって怒りまくるか、泣かれるか…
とにかく母に機嫌よく過ごしてもらうために私は我慢するんだなって思っていた。
それに、母はおっちょこちょいというか…
とにかく、母に任せておくと自分もえらい目に遭いそうだ…ということも感じていて、いつも周りを観察して子供ながらに先回りして推測して、「ママ、これしなくていいの?」「あれは平気なの?」と確認してあげてた。
だから、気が付いたら、自分より弱そうな人は助けてあげなきゃいけないって思考パターンがあった気がするんだよね。
転校生とか、ちょっと嫌われ気味の友達とか、真っ先に声かけて、一緒に遊んであげたりしてた。
自分のグループに入れてあげて、誰かが一人ぼっちにならないように、すごく努力してたんだよね…
でも、それがやりたかったのかって言ったらそうじゃなかったんだよね…
なぜか、「守ってあげなきゃ」「助けてあげなきゃ」って変な使命感持ってたなぁ。
本当は、自分が一番守ってほしいし、助けてほしいと思っていたのに。
だから、この動画の中で「救ってあげようとするのをやめてください」って話を聞いて、あぁ…そうかぁ…とズーンときた。
「こいつは、私を大事にしない男だな。」って結婚前から分かっていたけど、「どうやら、周りの人から理解してもらえない可哀想な人のようだから、助けてあげなきゃいけないよなぁ…」って思っていて別れなかったんだよね。
いつか、私の助けに気付いて、もっと自分も成長せねば!って旦那自身が思うようになって変わってくれるだろうって思って結婚までしてしまった。
まあ、それも傲慢といえば、傲慢か。
相手がどうかじゃなく、自分がこう思うっていう通りに動けよ、ゴラァ!ってことだもんね…
助けてあげられる技量もないのに、助けてあげなきゃって考えも傲慢だよね。
やめるべきだね、助けてあげようって思うの。
まあ、ますます、私には無理ってことなんだ、この結婚は解消すべきだなぁと思いが固まっていく日々である笑