チュンさんには、何かになったつもりで…という想像力を使う作業込みの劇は難易度が高く、その場に居続けるのは難しいというのが、分かった週末。
昨日、劇発表会本番だった。
練習時は、とんでもないところに走っていこうとしたり、無意味に舞台の端から端へ歩いたりするから、先生に、「ちょっと気持ちを落ち着けようか」と舞台裏にすぐ連れていかれちゃって、チュンさんが出てきたと思ったら、引っ込まされ、また出てきた!と思ったら、引っ込む…で、終わってみれば、ほとんどチュンさん、見れなかったなぁ…って感じだった。
本番は、他の子達が乱されないように、もっと早めに引っ込まされちゃったりして、全然見れないだろうなぁ…と思ってたけど、ダメ元で。
「ママ、チュンの劇、見に行くのすっごく楽しみなんだー。
チュンが出てきたら、『あっ!チュンちん出てきたぁ!』ってすごく嬉しいの。
でも、チュンはさ、すぐ違うとこ行きたいよーってするから、先生に「そっちじゃないよ」って裏に連れて行かれちゃうじゃない?
裏に連れて行かれちゃうと、ママ、チュンのこと見れなくなっちゃうんだよねぇ…
もし、少し我慢できたらさ、どこか行きたくなっても、お友達のそばで「気をつけ、ピッ」ってしてられるかな?
そしたら、ママ、いっぱいチュンのこと見られるから、すっごく嬉しいだけど…」
って話してみた。
一応、そうなんだ…ってジーッと話聞いてたけど、やっぱりよく分かんないのにじっとしてるなんて無理かなぁと、期待は淡く(^^;;
ついに、劇が始まって、黒子になって付き添いしてくれる先生と共に、お友達に付いて出てきた。
いつまで続くかなぁ…とスマホを構えて録画してたら、私の姿に気付いたチュン。
ちょっぴり、にやっと笑って、先生に支えられながら、立ってる!
…まだ、逃亡しないで立ってる…
まだ、立ってる…
一度だけ、裏に引っ込みたいと、自ら意思表示する感じで、舞台裏へエスケープしたけど、即、戻ってくる。
お歌の途中では、身体を揺らしてリズムに乗ったりもできたし、最後の「おーしまいっ」は、みんなとおんなじようにポーズも取れちゃった!
最後の最後の、記念撮影まで、(付き添い補助の先生も一緒だけど)逃亡せずに、みんなと一緒に、その場にいて、なんとなく馴染んで過ごせたよ…
え、昨日まで、あんなに、逃亡しまくりで、こりゃあかん…と、誰もが心の中で苦笑いする状況だったのに!!
帰りに園長に「今日、ちゃんと立ってられたねぇ!」って声かけられたww
また、一年経ったらさらに変わるし、来年が楽しみだね。って言ってもらったしね。
劇の邪魔にならないように付き添いの先生は、終始、中腰状態でチュンの後ろにいてくれたので、お礼を言いに行ったら、
「今日のチュンくん、朝からおしゃべりもすごくてね、言葉でも意思の疎通が図れて、なんか、分かり合えたのよ〜
今日、すごかったね、ホントに良かったぁ!」
って言ってもらえて、色々と、母は感激!!
夜、寝しなに、添い寝抱っこしながら、「今日は、ママの為に、苦手なことを頑張ってくれてありがとね。おかげで、ママはチュンのこと、いっぱい見れたし、動画も撮れたよ〜」って言ったら、『うん』って返事ww
そうか、やっぱり、ママのために頑張ろうって思って、頑張ってたんだな(^◇^;)
咳と鼻水で調子悪いのに…
でも、チュンは、「今日、この時だけは!って気合い入れて全力出して一発でキメるぜっ」ってのができる男なんだな笑笑
ホントによく頑張ったなぁ〜ヽ(´▽`)/