この本で一番心にグサッときたこと。
『親がたくさん言葉をかけてやって、話し言葉に触れる機会を増やせば、それだけ言葉の発達も早くなる、と思われていたのです。
でも、それは大きな誤解だった、ということが今でははっきりとわかっています。発達障害の当事者である学生に、子どものころのことを聞いてみると、たくさん言葉を浴びせられることは大きな苦痛を感じるもので、ある意味、恐怖だったと言います。』
一歳半健診でも、友達からも、もっとたくさん話しかければ、言葉が貯まって話せるようになるって言われたけど…
今では、それは誤解だったって分かってきてたのね。
聞くだけで話せるようにはならないってことだ。
母に「チュンには、もっと話しかけなきゃいけないらしい」と多くの人から言われたことを話した時、私が一歳くらいの時は、すでにペラペラ喋っていたそうで、母は「別に外に出ることもなく、年の近い子とも遊ばせていたわけでもなく、ただ2人っきりで家にいて、どうせ赤ん坊だから、通じるまいと、特別話しかけていたわけでもないのに、ペラペラ喋ってたから、意識的に話しかけなくても、子供ってそんなもんなんだと思っていたんだけど、そうじゃないなら、あんたって一体何だったんだろうね笑」と言っていたけど、それが普通のことなのかもね…
普通の生活で、特別なことしなくても、吸収して話すようになるんだ。
私は、人から「もっと話しかける」と言われるたび、すごく嫌な気持ちになったんだよね…
話しかけてない訳ないじゃん…
なんか、私がネグレクトしてるかのようじゃないよ…
「そんな、誰でも分かるような当り前のこと、とっくにやってるわ怒」ってカチンときてた。
カチンとこないで、「まだ、そんな時代遅れなこと言ってるの?」って言ってやれば良かったわ。
それより、もっと衝撃だったのは、発達障害の当事者の子供が、たくさん言葉を浴びせられて大きな苦痛を感じていたってこと。
チュンに嫌な思いをさせてないだろうか…って不安に。
今日、寝る時に、「ママがいっぱい話しかけるから、よく分からないことをいっぱい言われて、なんか嫌だなーって思ってる?」って話をしてたら、分かってるのか、ただ眠かっただけなのか、さっきまでグリグリ動いて、まだ寝ないよ!アピールしてたのに、急に私に背中向けながらピッタリくっついて、ジーッとしてて…
私が黙ったら、寝ちゃった(^^;
やっぱり眠かっただけかな笑
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