11月24日(木) 雨の中、朝から函館市へ。

午前中の会議を終え、昼食は住宅街の中にひっそり佇む、お洒落なレストラン『箕輪』へ招かれました。

かってあの長島茂雄も訪れたというお店の、上質な味と上質な時間を堪能させていただきました。


食事が済むと、一緒の会長は部下(自分と同世代)に何かを指示しその場を去り、

残った我々は、会長の計らいで先頃OPENになった『函館市縄文文化センター』に向かう事に。


函館市内から車で30分。昆布の産地でも知られる、旧南茅部町(現函館市)に着きました。

全国初の昆布養殖事業化で、現在は国内シェアの15%という昆布の生産量を誇る南茅部ですが・・・

今回の訪問の目的はあくまでもJOMON!

数年前から青森県などが中心になって展開している「縄文ムーブメント」には仕事でも関わっています。

『北海道と北東北の縄文を世界遺産に!』の、ここが北海道側の拠点です。


北海道と北東北の縄文を世界遺産に!
S氏の自習時間。

青森県同様、ここにも豊かな自然に育まれた縄文文化が数多く存在します。

何はともあれ、10月1日オープンの『函館市縄文文化センター』を見学の後、更に15分程車を走らせて、

縄文の大型住居跡が残る『国指定史跡大船遺跡』を巡ります。


S氏の自習時間。 S氏の自習時間。
S氏の自習時間。 S氏の自習時間。
オープンになったばかりの館内は、さすがに平日にも関わらずシニア世代で賑わいを見せます。

展示室で、圧巻は国内最大級の『国宝・中空土偶』高さ41.5㎝で、2007年に国宝に。写真ブレブレ。


S氏の自習時間。 S氏の自習時間。
S氏の自習時間。 S氏の自習時間。

大船遺跡/出土した遺物は約20万点、我が三内丸山遺跡との類似点も多くありそうです。

この日、縄文中期(約4,500年前)の集落跡は人影も無く、寒い!そしてこの後猛吹雪に!((>д<))