マクロとミクロ | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

 

最近は、人生観について話すことが多いので、今日はビジネスパーソンらしい話題を(笑)




この数年は、ウクライナ戦争やパレスチナ戦争など、世界情勢が混沌としていて、経済状況も不安定です!!




その影響で、天然ガスや石油なども乱高下し、その影響で為替も乱高下しています。




今年に入り、日銀もいよいよ金利上昇の足掛かりを付けようとしています。




大きな流れ、所謂マクロ的な経済環境はざっと、こんなところだと思います。




為替や金利などの、マクロに影響される物事は、私たち零細の会社がどうあがいても、なんともなりません。




粛々と、その環境に従いつつ、したたかに動くしかないのですね。




そんな中で、私たち零細ビジネスパーソンは、もっとミクロの部分にも目を向ける必要がありますし、またそうすべきだと私は思います。




例えば、同じケーキ屋さんでも、隣町のお店は大繁盛しているが、私のお店は閑古鳥が鳴いている、なんてことは、日常茶飯事です。




現在の日本の環境で考えると、どう考えても経済環境はよくありません。




そんな中でも、売り上げやお客さん数を伸ばしているお店はあるものです。




それは、ピンポイントに物事を考えて、マクロは別の頭で考えているから、だと思います。




例えをケーキ屋さんで話していますが、例えばマクロ的には、小麦の輸入価格が高騰しているので、仕入れが厳しいには、全てのケーキ屋さんで同じです。




その厳しい状況を打破するために、そのお店独自で努力する事になります。




変わったデザインのケーキを開発する、POPを可愛くする、メニューを増やす、小麦粉を辞めて米粉にする・・・




色々と工夫して、お客さん数を伸ばし、小麦価格の高騰を跳ね除ける対策を取っていくのですね。




実際に、私の様な不動産賃貸業の中でも、上手く行く人と、上手く行かない人とで、差が出たりします。




それはやはり、所有物件の管理の仕方や管理会社さんとの付き合い方、家賃設定や部屋の作り方、物件の修繕の頻度とか、壁の色、物件の名前・・・




挙げれば限が無いのですが、その様な工夫をすることで、同じビジネス分野でも、差が出ることがあるのです。




もう一度言いますが、現在のマクロ的な経済環境は決して良くありませんが、ミクロの環境では、創意工夫することで、結果を変えることが、という事ですね。




最後にもう一つ言いますが、どうあがいてもダメな場合は、必ずあります。




その様な場合は撤退する事になりますが、ビジネスは引き際も大切ですし、傷が浅いうちに決断するのも経営者の仕事ですから、そこはしっかりと考えて行きましょう。