私は、天縄文理論を知るまでは、「もっと頑張る」、ということを信条にしてきたように思います
不動産業界に足を踏み入れた時は、毎年アパートを数棟購入して、10年後には家賃収入を億単位にする、なんてことを夢見て一生懸命に頑張っていたのが懐かしいです。
以前から中村天風の書籍を読んでいたので、足るを知るという考え方には共感はしていたのですが、不動産業界には、もっと家賃収入を増やすんだ、という意気込みの方が多いので、それに煽られていた様に思います。
何時頃からでしょうか。
多分、この3~4年ぐらい前からだと思いますが、更に物件購入をして行こうという雰囲気ではなくなって来たんですね。
消極的、とは少し違う、何とも言えない気分になってきた様に思います。
それこそ、「足るを知る」という心境だと思いますが、ガツガツした気分が無くなってきたのです。
そうこうしているうちに、「天縄文理論」の書籍に出会いました。
その書籍には、自分らしく生きる、とか、マイペースで、とか、ゆっくり、とか。
今までの自分とは違う世界が広がっていたのですが、読んでいると、心が和むんですね。
「私が生きようとしている姿はこれかな」、と思うようになってました。
それと、天縄文理論には、腑に落ちることが多かったのです。
特に、一万年ごとに大きな天変地異が起きて、地球上がリセットされる、という考え。
私は、現代の人間と五万年前の人間とでは、それ程、能に違いはないと思っています。
なのに、現代人はたった数百年で、馬に乗る社会から自動車に乗り、飛行機で一気に数千キロも移動できる種族になっています。
五万年前の人間が、多少は今の人間よりも脳が小さいとしても、四万年以上も土器の社会しか構築できなかった、というのはおかしい、と思っていたのです。
それを天縄文理論で、一万年ごとにリセットされるという考えを知り、「これだ!」、と納得出来たのです。
それ以来、天縄文理論のファンになってしまったのです(笑)
話がかなり飛んでしまいましたが、この天縄文理論には、これから来る皇の時代は、自分の本心に嘘を付かない人生を生きる時代、だと書かれています。
自分に嘘をつかない、自分に正直な人間として、胸を張って生きて行きたい、と心から思う今日この頃なのです。