今年に入って、不動産業界では色々な事が騒がれています。
先日、名前は忘れましたが、中堅どころのハウスメーカーが倒産しました。
夜逃げ状態だと聞いていますが、大きなハウスメーカーでも倒産するのですから、それよりも小さいところはどうなのでしょうか。
新築を考えている方は、心配だと思います。
新築は、耐用年数が最大で使えるので、銀行が融資しやすいと言われています。
また、返済期間が長くとれる、加えて建築費用によっては、中古物件よりも利回りが良くなることもあります。
なので、持っても良いですし、また安く建築出来たら、直ぐに売却することでキャピタルゲインを得ることが出来ます。
この間、この業界では有名な投資家けーちゃんのツイートで、最近参入してくる投資家は、短期売買を狙っている人が多いと言っていました。
宅建業者で、年に何件もこなしている業者なら分かりますが、サラリーマン大家さんでこれをやるのは、如何なものかな、と思います。
大家は、不動産賃貸業を言われるように、物件を賃貸して、そのキャッシュフローを目当てにする業種ですし、それが王道です。
これも悪徳と言いますか、儲け主義の宅建業者や、キャッシュフローがギリギリの大家さんが、セミナーや書籍、動画配信で食いつないでいる人が、初心者を騙している、というものもあります。
不動産は金額が大きいですし、一般的には多額の借り入れを伴います。
なので、十分な勉強が必要ですし、何なら、初めの物件は現金で古い戸建てからスタートするくらいの、慎重さが必要だと思います。
SNSなどの投稿や広告で、安易に考えて入り込んでくるビジネスではないのです。
今回の、ハウスメーカーの倒産の話も、色々なリスクを背負うのが新築ですから、それを承知の上で参入しなくてはいけません。
以前にかぼちゃの馬車問題というものがありましたが、あれも同じで、初めから多額の金額で参入しようとしたところに、慎重さが足りなかった、と言わざるを得ません。
ビジネスがそんなに簡単に行けば、皆がお金持ちになれるはずです。
でも、周囲を観てみれば分かる通り、そうはなっていません。
運もありますが、地道な勉強と準備、ち密な下調べがあってこそ、の成功です。
短期利益、安易な儲けを考えすぎると、逆に損をすることに成るので、綿密な事業計画を立てることを強くお勧めします。