私が若い頃は、お宅と言えば、髪が長くて見た目が暗い、少し薄気味悪いイメージの人を指したものです。
今では、何か特定な物事に集中して興味を抱き、その事を極めた人を、「お宅」と言う事が多くなりました。
昔の様に、一定のアイドルの追っかけをするお宅も存在しますが、先ほど言ったようなお宅も多くいるのですね。
そんなお宅の存在ですが、現代社会でのお宅と言うと、何か一つの事に熱心に取り組んでいる人を指すわけですから、昔で言うと、職人に当たると思います。
昔の職人と、現代の職人では、職種も色々変わってきているジャンルもあると思います。
私の年代のイメージですと、大工、寿司職人、地方の金物や、食器などを作っている職人さんもいます。
都会では、東京などの下町で、機械関係の職人も多くいるでしょう。
職人さんというと、大きなモノづくりの土台になるものを、丁寧に作っているというイメージでしょうか。
これが、現代の職人となると、ゲームとか、ネット関係、ホームページ制作や、ファッション関係など、私たちがイメージする職人とは、職種が違ってきている様に感じます。
そうですね。
時代の変化を感じるのですが、その時代の変化を私たち中年以上の年齢の人は受け入れていく必要があると思います。
100年前、500年前、1000年前を見てみても、時代は間違いなく変化し、技術は発展し、生活レベルは向上しています。
考え方も変わるでしょうし、生活そのものが違います。
なので、その変化についていくことで、あまり不自由さを感じずに生きていくことが出るのだと思います。
現代社会は、その時代の変化を極端に大きく感じる時期ですから、そのスピードに、特に年齢が行っている人が、それに付いていくことで、幸せに生きていける様に思います。
お宅の話から随分と飛躍した感じはしますが、お宅という存在は、今も昔も、その時代の象徴のような気がします。
なので、私は、お宅の人たちをじっくりと観察し、時代に乗り遅れないようにする手段として、お宅を見ていくというのも、良い方法だと思うのです。