貴方は書店に月に何回くらい行きますか?
私は、若いころはネットが無かったので、月に数回は書店に通っていましたが、今では殆ど行かなくなってしまいました。
これもどれも、ネットが普及し、全てネットで完結出来る様になってしまったからですね
本当に便利で、便利すぎる程ですよね。
ところで、貴方はネットの広告やSNSの投稿を頻繁に観ると思います。
その投稿と広告は、貴方の端末の過去の検索履歴などを参考にして、貴方に最適(AIが判断していると思いますが)な投稿や広告が流れてきます。
これってどういう事かと言いますと、ネットばかり観ていると、自分が興味がある事ばかりが表示されて、それ以外は表示されない、という事になるのです。
これは自分が興味ないことは観ない、という事になりますので、自分の頭脳の行動範囲が極端に狭くなります。
いつも同じ類のものばかり観る。
これ、どういう事かお判りですか?
これがまるで洗脳と同じ環境にいる、という事になります。
宗教の勧誘などがそうですが、その人に同じことを数百回、数千回と教え、それしか考えられない状態に持っていきます。
オーム真理教などはそうでしたが、多くの東大、京大卒などのエリートが、信者になっていたことで知られていますが、まさか自分が、という感じだと思うのですね。
「私は、そんな勧誘には引っかからない」、と。
今ふっと思いましたが、この二年間の日本で起こっていることで、○○チン接種や○CR検査などがあります。
元来、○○チンや検査というのは、本人の自由意思に任される事柄、のはずです。
でも実際には、どちらもやらなければいけない、という雰囲気が蔓延して、○○チンに関しては85%以上の人が2回目の接種を終えている、という状態です。
これは異常だと思うのですが、私の周りでも、そんな雰囲気は全くありません。
逆に、まだ○○チン打ってないの?、という感じですよね。
私が言いたいのは、同じことを繰り返し観たり聞いたりしていると、それが当たり前になってしまって、何も不思議に思わなくなってしまう習性が、人間にはあるという事です。
武田先生は、これは大脳皮質の最大の欠陥だと仰っています。
この様なことを十分に踏まえながら、私たちは日々の生活に気を付けなくてはいけない、と思うのですね。
現代社会では、ネットで簡単に洗脳できてしまう、という事ですから。
その点からも、時々書店に通い、自分の好みでないものも目にしたり読んだりして、視野を広げる必要があるのではないか、と思うのです。
こんなことを言いながら、私もつい最近始めたばかりなので、全く偉そうなことは言えないのですが、少しでも洗脳されずに自分の考えをしっかりと持てるように、準備だけはしたいですよね。