テレビや新聞のニュース、SNSでも、毎日の様にいじめの情報が流れてきます。
SNSなどでは誹謗中傷の話題も大きく取り上げられましたが、これも立派ないじめの類です。
何故、こんなにもいじめが横行するのでしょうか
私が思うに、誤解を恐れずに言いますと、いじめの問題は、親が自分の子供を育てることを、放棄したことにより出てきた問題だと思っています。
子育ての放棄の先頭に立つ問題は、学校です。
大人は、子供を学校に送ることが、子育てで重要な事だと思っている人が多いです。
でもよくよく考えて見てほしいのですが、血のつながった親が見ても分からない子供の心情を、他人の先生がどうやって分かるのでしょうか。
時々、そういう事が分かるという先生が話題になり、新聞やニュース、バラエティー番組で取り沙汰されますが、それはほんの一部です。
そんな特殊な能力を持った人は、本当に生まれ持った才能でしょうし、先生に向いていると思いますが、殆どの先生は凡人です。
この様な観点から見てみると、やはり、これは当たり前の事ですが、子供は親がじっと見て、親が全ての責任をもって育てることが重要な事です。
今日は本当に当たり前の話をしているのですが、世の中には、子供を学校行かせていれば子育ては十分に出来ている、と話す親が多いのです。
報道を観ていると、そんな親ばかリではないですか。
日本では、戦前は子育てを学校任せになんかせずに、親が命がけで子育てをしていました。
その証拠に、子供は親の背中を観て育つ、という言い方をしていました。
子供の前では、親は模範となるべく、一生懸命に生きていました。
太平洋戦争中の日本軍の強さを見れば、それは明らかです。
昨今のウクライナ問題で、日本における戦争に対する見方が、色々と話されています。
憲法九条問題を始めとして、防衛問題が積極的に話されるようになっています。
いじめ問題から話が随分と飛躍してしまった感じはありますが、これも延長線上の話だと思うのです。
自分の国は自分で守るというのが当たり前の様に、自分の子供は親自身が守る、という事です。
自分の子供を守るのは、学校の先生でもなければ、教育委員会でもありません。
その子供の親です
私たち親は、このことをしっかりと肝に銘じて、人生を生きていくことが大切な事柄だと思うのです。