私たちは、世の中のあらゆる事に対して、期待をしたり、期待をされたり、またその期待に応えられる、応えられない、と様々な感情を抱きますよね。
私にも子供がいますので、自分の子供には特に期待をしがちになります。
ただ、世の中はそんなに甘くはない、と頭では理解していますし、実際にそうなっている事は限りなくあります。
なので仏教や儒教では、期待をし過ぎないための教えが数多くあります。
中庸も、その一つでしょう。
私は、この「期待する」という行為も、期待する側の器がしっかりとしてて、尚且つ心が清く強ければ良いと思っています。
それはどういう事かと言うと、例えば10の期待をしたとします。
それで、結果が5だった場合、多くの人は落胆しますよね。
これが器が大きく、心が清く強ければ、世の中は甘くないのだから、そういう事もあるだろう、と見過ごせます。
中村天風の教えにも確か、あったと思います。
何事も、「過ぎない」という事ですね
まさに、「中庸」だと思います。
話は飛びますが、現代のグローバル化も、過ぎている事柄の一つだと思います。
GAFAを始めとする、国際グローバル企業が余りにも利益を上げ過ぎている、という事ですね。
私は、この2~40年の間に、この様な極端なグローバル化が進んだので、その惰性がありますから、中々収束はしないとは思います。
ただ、これが世の中のために良い訳がないので、時間をかけて、然るべき方向に動くと思っています
日本でも、あれは確か平安時代から鎌倉時代にかけて位の時代だと思いますが、土地の私有化が極端に進んだので、それを公領化する政策が取られた時代がありました。
今でいうところの、極端な民営化、極端な私有化、といったところだと思いますが、国際グローバル資本は正に、あらゆるものを自由に購入できるようにすべき、という動きです。
その結果として、日本でも北海道の一部や、沖縄の一部の不動産などが、外国資本によってどっさり購入されています。
北海道のキロロリゾートなどは有名ですね。
またまた随分と話が飛んでしまいました
期待もそれと同じことが言えるのではないか、という事ですね。(いや~~、本当に無理やりですみません(笑))
でもこれは真面目な話で、こういう時だからこそ日本文化に伝わる「和の精神」を大切にしたいと思うのです。