社内でも、一般の話でもどうですが、出世する人とそうではない人といます。
それで、よく聞く話が、同僚にドンドン先を越される人が、陰で悪口を言ったり、昔はこんなに出来るやつじゃなかった、と愚痴を言うのです。
貴方がもし、同僚や友人で出世している人の愚痴を言っているなら、即刻辞めた方が良いと思います。
何故かと言うと、愚痴を言っているうちは、貴方は絶対出世しないからです。
例えば、あなたが私の学生の頃からの友人で、私の情けない部分を全て知っていたとしましょう。
私は昨年、遊技業を営んでいた不動産を売却し、一旦セミリタイヤという状況になることが出来ました。
おそらく、私の学生時代の頃を知っている人には想像もつかない事だと思いますが、あなたは学生時代の私を知っていて、しかも運動が出来て成績も良かった。
なので、私の知り合いの前で、「アイツは学生時代はどん臭いヤツで、俺の方がずっと出来たんだよ」なんて、言ったとしましょう。
その場にいる私の友人は、どう感じ出るでしょうか。
お分かりですよね。
軽蔑するでしょうし、逆にその私の友人の方がカッコ悪い、と思うでしょうね。
現在の私の友人は、私が今の環境にいて、それで友人に成っていますので、私が尊敬できるし、そういうレベルの人が友人である可能性が高い訳です。
仕事の話にしても、趣味の話にしても、今の私の現状を前提にお付き合いして頂いている友人なのですね。
ところが、私の学生の頃からの友人は、人をけなす材料ばかり探すので、向上心が沸かないのですね。
何故なら、常に自分よりも劣る何かを探して、それを指摘する、という事をやっているからです。
これもよく言われることですが、他人の良い部分を見つける努力をしなさい、と。
私は、これはすごく良い事だと思っていて、他人の良い部分を見つけるようにしていると、その人を尊敬出来るようになりますし、また、そういう人と対等に話せるように自分も少しずつでも努力するようになります
私が今お付き合いしている友人は、どの方も尊敬できる部分があり、だから、ぼっーーとしていると、その友人に相応しくない存在に成ってしまいますので、少しでも努力をします
なので、もしあなたが人の悪い部分を知っていたとしても、その部分は忘れて、良い部分にフォーカスする事を強くお勧めします。
もし、いま苦しい環境に置かれているなら、これがキッカケで何かの突破口になるかもしれません。
という事で、「私は凡人です!」、というお話でした(笑)