「これで良い」、という意見が多いようですね。
全くのゼロからこれだけの、大帝国を築いたのですから、そのカリスマ性から、孫さんに現場で活躍してほしい、と思う人は多くいると思います。
孫さんに憧れて入社した、という社員も多くいると思います。
あれだけの大きな会社の事は私にはよく分かりませんが、法人と言うのは利益が上がっているうちは、原則死にません。
ただ、経営者は人間なので、いつかはこの世からいなくなります。
という事は、いつかは誰かに任せないといけませんし、それが現経営者の最大で一番難しい仕事である、という事実もあります。
孫さんはまだまだ若いので、現役の経営者としてまだ十分に仕事が出来ます。
ただ、それは永遠ではないので、いつかは誰かに引き継がなければいけないでしょう。
多分ですが、こういう判断は経営者としての仕事の中で、一番難しい判断だと思います。
おそらく、会社が大きければ大きいほど、難しいのだと思います。
会社が大きいという事は、それだけ社会に与える影響は大きいですし、大げさに言えば、世の中を変えて来た、と言えるほどの業績を残していたりします。
そんな状態から、引退して一個人に、ただのおじさんになる、なんて事は本当に難しい事であるはずです。
だから引退して、別な方法で社会に貢献しようとする元経営者が多くいるのだと思います。
ジャパネットたかたの高田さんもそうですね。
引退した後は、日本中を旅して、日本の良さ世界に発信する、という事で事業を展開していますよね。
物凄い業績を残した経営者なのですから、だれよりも仕事が好きなはずです

なので、私個人的には無理に仕事をやめる必要は無いように思います。
自分が作った会社は引退しても、その後、また別な方法で社会に対して影響を与えて行ければよいのではないかな、と思います。
もともと、仕事が好きでしょうがない、のですから人生の終りまで楽しく仕事する方が、よほど健康的で、充実した人生になると思います


