それに反応した市場は、円高に振れ、それにより輸出企業関連を中心に株価が下落しました。
日銀が期待を裏切ったのか、それとも市場や投資家、投資家が早合点したのか。
それは、私には分かりませんが、往々にして、私たち人間は、自分に都合が良いように解釈する傾向がある、という事だと思います。
今回も、景気が下振れしているので、当然追加緩和はあるはずだ、と考えた

正直私も、景気の先行きが怪しいですから、ここ数年の日銀の動きを見たら、追加緩和をするかも、とは思っていました。
でも、実際には見送ったわけです。
まあ、予測なんてこんなもんですが、予測はあくまでも予測です

当たる事もあればハズレる事もあります、当たり前ですが。
それが、そう考える人が増えすぎると、その予測を信じてしまう人が出てくる、という事ですね。
これは、株式や為替の世界だけではありません。
起業と言う投資でもある事です

独立して、起業しようと考える人は、自分の夢で頭の中が一杯になっています

これは、先ほどの金融緩和すると考えう人が圧倒的に多い、というのと同じだと思うのです。
起業して、成功するか失敗するかなんて、確率半分、いや、成功確率の方が低いかもしれません。
なので、私はその失敗の可能性を飲み込めるうち、20代で独身、という条件が重要だと考えているんですね。
リスクは必ずあります

例えば私が不動産賃貸業に参入するキッカケになった一棟目の物件ですが、築25年の木造物件です。
東日本大震災後ですし、木造なので一般的には敬遠される構造の物件です。
だから、高利回りで出ていた、という事もありますが、そのリスクを負えるかどうか、なんですね。
以前にも話しましたが、特にこの事業は建物が重要で、何らかのリスクがありますので、手持ち資金は厚くなてはいけない、と思っています。
そのリスクを回避するために、必死に勉強するわけです。
それでも、リスクがあるので、余裕資金が必要です

株式やFXなんかでも、同じことですね。
予測と言うのはあくまで予測で、確定、確実ではありません

そういう見方はすごく重要な事だと、今回特に思ったので、この様に話してみました

