言い負かそうとしない | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

私達人間には、防衛本能というものがあります。




自分を守ろうという能力は、危険を察知したり、それを避けるた

めにとっさに反応したり、無くてはならない能力です。




でも、それにあまり敏感になり過ぎると、また良くないこともあ

っありします。




よくある場面、会議などであると思いますが、特に上司が部下に

対して、という場面が多いと思いますが、経験豊富な人が経験が

無い人を、頭ごなしに、経験が浅いからという理由で、無理いや

リ言う事を聞かせたり、論破したり、言い負かしてしまう、とい

う事ですね。




この話題に触れたとき、私も耳が痛かったですあせる




私の会社の様な零細企業は、中々優秀な従業員は来てくれません

ので、本当に素人肌と言うか、子供のような人も来ます。




挨拶がろくに出来ない、という人も来たりしますが、そうすると

、何でもかんでも全く知らない、という前提で頭ごなし話を進め

てしまう場合があるんですね。




例えば、IT関連の知識なんかは、今の若い人の方があるに決ま

っているのに、それを受け入れられず、若手の意見を聞かなくな

ってしまう、という事がよくあります。




そんな事が長く続くと、人間には自分を守るという能力がありま

すので、何か言っても頭ごなしに言われるだけだから、という事

意見を言わなくなってしまう、という現象。




これ、会社の経営をする上で、本当に致命傷になるほどの社内の

雰囲気です。




所謂、風通しが悪い会社ですが、こうなると、皆が自分の保身に

走りますので、会社の成長は期待でませんし、それよりも、衰退

する一方です。




起業して5年で90%の会社が倒産するといいますが、こ

ういう部分にも原因があるのかもしれません。




起業したての社長さんは、勢いがあるし、初めての自分の天下な

ので、気持ちが大きくなることもあるでしょう。




これが一番、会社経営で難しい部分かもしれません。




会社が小さいうちは、何でも社長が自分でやるので、イェスマン

ばかりでも何とか回るのですが、一定の水準を超えたら、社員

力なくしては、会社が回らなくなります。




一旦、こうなってしまうと、修正するのは至難の業で、優秀なコ

ンサル入れたりしないと修正が利かない場合が多いと思いますが

、そうなった時と言うのは会社が傾き始めているので、高額のコ

ンサル料が払えない、というケースであると思います。




こういう事から、経営の重要な仕事として、「話を聞くこと」

上位に上がるのだと思います。




これは、社長だけではなく社長の右腕や側近にいる役員も、この

考え方が必要だと思います。




零細企業の場合、役員が身内と言う場合も多いかと思います。




そういうことを考えると、身内経営と言うのは避けたほうが良い

のでしょうね。




社長がいくら、話を聞きなさい、と言っても身内の場合、言う事

を聞かないという場合もあり得ます。




まあ、だから身内経営の場合、会社が中々大きくならないケース

が多いのでしょう。




「人の話を聞く」という事の重要さを改めて、感じたのでしたビックリマーク



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