こでダニエレ・クエルチャ氏のプレゼンを、非効率の話をしてい
ましいた。
スマホ、タブレット、ナビゲーションシステム、などなど。
現代では、便利なアイテムドンドン増えて、何でも効率的に作業
をこなす事が出来ます。
でも、よくよく考えてみると、仕事以外で、効率ばかり考えてい
ると、面白くない人生になると思いませんか。
仕事でも、効率ばかり考えていると、新しい発想が浮かばない気
もします。
例えば、あなたは通勤、通学の際に使う道があると思います。
朝は急いでいるので、最短で行ける道を見つけて、いつもその道
を使っていると思います。
凄く効率的ですね。
それを、少し早起きして、いつもと違う道を使ったらどうなるで
しょう。
メインの道路から一本入った道を使ったら、凄く静かで、小鳥の
さえずりが聞こえて、心が和むかもしれません。
キレイな花を見つけて、気持ちが明るくなるかもしれません

時間に余裕を持たせて、会社や学校に行く時間が少し長くなるの
で、非効率ですし、一見、無駄なように見えます。
でも、その心の余裕が、新しい発想を浮かべることもあるでしょ
うし、そうではなくても、心の余裕は人生を豊かにしてくれます。
私も気をつけないといけないのですが、仕事が忙しい時は、効率
的に物事を進めようとしますので、それがつい普段の生活でも出
る傾向があります。
ビジネスパーソンは効率的に仕事をこなす事が最重要視される傾
向がありますし、実際に、効率的に会社を運営し、経費を減らす
事は凄く重要な事でもあります。
そうなると、心に余裕が無くなってくるので、何だか変な気分に
なることがあります。
なので、私は時々美術館へ行ったり、博物館へ行ったり、公園を
散歩したりする事があります。
いつも違う道を使って、仕事に向かったりもしますね。
会社の経営では、出来るだけ効率的に作業が出来るようにし、経
費を削減し、時間を短縮し、その分お客様に応対する時間を作る
ことは確かに重要ですし、そうあるべきものと私も思います。
ただ、普段の生活ではあまり効率を考えずに行動できれば、もっ
と充実した人生を送れるような気がしませんか。
多分、先日お話したような、中庸が大切なのだと思います。
自動車のハンドルの様に、若干の遊びがあったほうが、スムーズ
に方向転換出来る様に、私達も、少し遊びがあったほうが、上手
く人生を進む事が出来るのだと思います。
こうやって偉そうに話していますが、私も、現代の最新機器に囲
まれた生活を送っています。
少し油断すると、効率ばかり考える行動を取りがちです。
時々、時間が勿体無いとは思いますが、効率を無視した行動も意
識して行きたいと思います

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不便さをあえて残す
