痛みを感じたり、面倒くささを感じている時はチャンス | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

再生の問題を考える時、どうしてそんなに悪くなるまで行ってし

まったんだろう、と考える事があります。




こんなに悪くなる前に何とかならなかったのか、という事ですね。




これは、人間の性と言いましょうか、痛みを伴ったり、面倒くさ

い事は、どうしても後回しにする傾向があります。




人間もそうですが、零細企業の場合は社長さんです。




大企業の場合は、監査役や外部の人が大勢いますので、この痛み

を伴ったり、面倒くさい事も、担当する部署があったり、投資家

がいたりで、矯正されて行く事が多いので、倒産することが零細

企業より少ないのでしょう。




それでも、大企業の場合はインパクトが大きいので、目立ちます

が。




なので、零細企業の場合は、会社が悪い方向に行きそうになった

ら、まず社長さんが自ら痛い思いをし、面倒さ事に率先して取り

組まないといけませんね。




一般的には、そんな時はコンサルタントを雇う、という方法を使

います。



大企業で言う所の、監査部門を外にお願いするという事です。




悪習と言うのは、癖になっていますので、社長自らでは分らない

ことも多いものです。




私も、サービサー問題を解決した時、会社が倒産しそうになった

とき、やはりコンサルタントや他の経営者の方にアドバイスを頂

く事で改善されています。




この様な専門家の良い所は、多くの事例を見ていて、改善される

経緯を数多く知っています。




改善される経緯だけではなく、改善されなかった経緯もしってい

ます。




他のアドバイスする場合は、良くなる方法を知っている事は当然

重要ですが、そうではないパターンも知っている方がよいと思い

ます。




比較できた方が、助言しやすいからですね。




私の場合は、悪くなってから助言を求めに行ったので、普通の経

営者というか、駄目な経営者(ニコニコ)なのですが、優れた経営者と

言うのは、悪くなる傾向が見え始めた瞬間に、矯正に取りかかる

事が出来る事だと思います。




優れた経営者は、この痛みや面倒くさい事に自ら率先して取り掛

かる事が出来るのだと思います。




そうすると、傍から見ると、何十年も順調に業績を伸ばしている

会社になるのでしょう。




そういう会社と言うのは、何十年も業績が順調なので、大方は零

細企業のままではなく、中企業や大企業に成っている事が多いの

でしょうけど。




そうですね、今では大企業でも、その企業も起業当時は零細企業

でしたからね。




あとは、会社を大きくしたくない、いつもお客様に直接接してい

たいという社長さんもいるかもしれませんので、そういう会社は

零細でも超優良零細、と言ったところでしょうか。




だから、零細企業の社長は孤独だと言われるのでしょうか。




それと、自ら痛みを伴い、面倒な事を率先して行う事が出来るの

で、多少マゾヒスティックな部分があるのかもしれませんねあせる



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