社会貢献とは超長期の投資 | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

年齢的な部分(年齢というのは体力的な事を言うのでは、単純に

年を重ね、色々な経験をして来ているという意味で)もあるかと

思いますが、最近は社会貢献に凄く興味が沸いてきましてね。




社会貢献といっても色々なパターンや分野があると思います。




東日本大震災の復興を助けるための活動もそうですし、アフリカ

や東南アジアなどの貧困問題に取り組む事もそうでしょう。




貢献する形にも色々なパターンがありますよね。




一つはお金。




自分が思うところに、自分には時間が無いからお金で貢献すると

いう形。




実際に現地に行って、貢献するという形もあるでしょう。




貢献するにはどの様な形が良いのか、という事を考える、アイデ

アで貢献するというパターンもあるでしょう。




どれもそうだと思いますが、私は社会貢献事業と言うのは、超長

期で考えた投資のようにも思えてきました。




営利を目的とした投資と言うのは、比較的短期でのリターンを求

めますよね。




私から見ると、不動産の賃貸形式でさえ、短期の投資に見えてき

ました。




余裕資金で不動産などを購入して、そこから入るインカムゲイン

でリターンを受ける。




株式を売買する投資や、不動産を売買する投資と比較すると、長

期ですが、社会全体のレベルで考えると、短期と言えますね。




そこで、ふっ、と思ったんですが、社会貢献と言うのは、自分が

生きている間にリターンが無いかもしれない、超長期の投資と考

える事が出来ないかな、なんて思ったんですね。




例えば、世の中のリーダーを育てたい、という壮大な目的のため

に学校を創ったとしましょう。




その学校で子供達が学んで、世の中に役立つリーダーに育ったと

しても、一人では何も出来ないでしょう。




その子供達が社会に出て、世の中を変えるまでに数十年、あるい

は数百年掛かるかもしれません。




それでも、自分達の次世代、孫世代、ひ孫世代の時代に、リター

ンが帰って来ればそれで満足、と思える投資とも言えませんか?




そう考えると、社会貢献と言うものに、もっと意義が出てきて、

多くの人にも分かり易いものになる様な気がします。




自分のひ孫が幸せに暮らせるという環境を創るには、社会基盤を

整える事は重要な要素です。




それと、こういう考えをもっと早い段階で出来れば、社会がもっ

と明るく活気あるものになる様な気もします。




やはり、先生一人に30人とか40人とかの生徒に授業をする、

という体制では中々良い教育は出来ないと思います。




多くの人が文字を読めるようになるというのは本当に重要な事な

ので、今までの公教育制度はそれはそれで成果はあったと思いま

す。




これからの社会、特に格段に高い識字率の日本では、もっと洗練

された教育制度が要求されてくるはずです。




何処かで痛みが伴うと思いますが、自分達のひ孫が幸福な人生を

送るために、今からその投資(社会貢献)を考えて行きたいと思

います。



★★★★参考記事★★★★
「徳」について考える