「徳」について考える | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

徳と言うは人のちょっと上にある、という話を聞いた事がありま

す。




ウィキペディアによると、「徳とは気品、意志、温情、理性、忠

誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、楽天主義などが個々

の徳目と位置付けることができる。」とあります。




徳が完璧に備わった人と言うのは、私個人的にはいないと思いま

すが、それを目指して行動したり、考えたりする事は重要だと思

います。




例えば、私は子供が好きなので自分の母校への寄付をはじめ、将

来何らかの社会貢献の一つの行動として、子供に関する何かが出

来ないかな、と常に考えています。




それで、いま思った事ですが、私がこう思うのは単純に「子供が

好きだから」です。




ひょっとすると、徳と言いうのは本来、全ての人に備わっていて

、年を重ねるに連れて、社会の汚れにより泥まみれになり、外か

らは中々見え難いものに成ってしまうのではないか、と。




小さいうちに、それに気付き、汚れない様に成長した人は凄い人

徳を持つ人に成るのではないか、と考えたりします。




なんだか、小難しい話に成ってしまいました。




始めに挙げましたが、徳を備える人は、おそらく人から見ると、

どこか優雅で余裕があり、なんとも言えない雰囲気をかもし出し

ている人だと思います。




なので、先ほど言った、小さいうちに気付ける人と言うのは、そ

うはいないでしょうから、おそらく、徳を備えるのはあらゆる経

験を積まなければ中々見に付かないものだと思うのです。




多くの経験を積むということは、失敗する可能性が何もしない人

よりも多いでしょうから、苦労も必然的に多くなると思うのです。




この様な観点から、若いうちは苦労は買ってでもすべきだ、と言

うのかもしれませんね。




なので、やはり何と言っても戦争経験と言うのは凄まじいものが

あるでしょうから、戦地に実際に行った人もそうでしょうが、そ

の時期を過ごした経験ある人は、そうではない人とかなり違う価

値観を持っているのかもしれません。




それと起業経験がある方も、人知れず苦労しているでしょうから

、そうではない人と比べると徳があるのかもしれませんね。




特に創業経営者というのは、懐が深く、何処との無く優雅で、余

裕があるように見えます。




そういったものは、起業して隠れた苦労を経験して身につくもの

なのでしょうね。




私の様な2代目にも、それは確かに幾らか苦労と呼べるものはあ

るでしょうけれど、創業からある程度の規模まで成長させる事の

方がたいへんなのではないか、と私個人的には思っています。




なので、友人に創業経営者も多くいますが、本当に心から尊敬で

きますし、またその様な方と知り合う機会を与えてくれた神様に

、心から感謝しているのです。




創業経営者の方には、足元にも及びませんが、もっと徳を得られ

るように頑張っていきたいと思っています。