思っていた通りに事が運ばない時。
怒られた時。
色々と原因はあると思いますが、自分に不備があったから、結果
的に自分が愚痴を言う羽目に会っている、と思ったことはありま
せんか。
私は、会社が倒産寸前までいく経験をしています。
債権が不良債権扱いになり、サービサーにお世話になった事があ
ります。
その状況にどっぷり漬かっている時、私はいつも愚痴ばかり言っ
ていたように気がします。
どっちにしても、そんな状況に陥った原因は自分にあるのに、他
人せいする。
私の友人に、こんな事を教えてもらった事があります。
「真剣だと知恵が出ます。
中途半端だと愚痴が出ます。
いい加減だと言い訳が出ます。
やってないと嘘が出ます。」
上記の言葉、本当に核心を突いていると思いませんか。
私は、自分の会社が悪い状況に陥っているとき、本当に愚痴ばか
りで、他人のせいにして。
何がそんな状況に追い込むかと言えば、自分がやるべき事をやっ
ていないから、そんな状況に追い込まれたんですね。
それで、ある書籍に助けられ、自分が追い込まれている状況に、
他人にせいにせず真剣に取り組んだ結果、知恵が出てきたんです
。
正確には知恵が出た、というより、やる事なすことはじめ失敗す
のですが、それでもめげず、次から次へとやるべき事が頭に浮か
んできます。
今でも思いますが、これは謙遜でも何でもなく、最後は「運」だ
な、と本気で思っていますが、それでも何とか立ち上がれた事実
は残ります。
何事にも、「真剣に取り組む」という姿勢が、その「運」を引き
寄せた、と言えばカッコいいし、聞こえは良い(笑)ですが、そ
ういう事なんだろうな~、と今でも思うわけです。
不動産投資は余程のお金持ちで無い限り、金融機関からの融資に
より、その事業を営みます。
なので、不動産投資の知人からは、私のサービサー経験がよほど
興味があるのでしょう、よくその時の事を聞かれますが、やはり
真剣に取り組んでなんぼ、ということになるんですね。
現実的には、今はバブルの頃の様な無謀な融資は実行されないの
で、現在の不動産投資家には実際はサービサーは殆ど関係ないと
思うのですが、その情報が凄く価値があると、思っていただいて
いるようです。
何か悪い状況に陥っている時は愚痴など言わず、その状況を自分
の腹で受けて、真剣に取り組む事によって打開策が浮かんでくる
のだと思うのですが、如何でしょう。
愚痴が出ているときはこの書籍が最高の指南役に。
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
