後世代に残る仕事は誇りが持てますよね | 3億8千万円の借金地獄から復活した零細企業の社長のブログ

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確かに私は運が良かったと思います。でも、いろいろな知識を得て、その知識を生かして行動したのも事実。私が獲得した幸せを分かち合いたいと思い、このブログを立ち上げました!みんなで幸せになりましょう!

今日は、私の自宅のピアノの調律をお願いしている、調律士の先

生のご紹介で、ドイツから届いたスタンウェイの80年前に製作

かれたピアノを見に行きました。




見てビックリ、80年も経っているとは思えない程の、輝きで、

しかも音色も深みがあって、本当に素晴らしいピアノでした。




娘の練習を、週に数回は聞く生活がもう6年以上続いているので

、素人ながら、ピアノに関しては、その音の違いが少しは分かる

ようになってきました。




今回、拝見、そして娘が弾かせて頂いたピアノは、ドイツのある

お城のお姫様が嫁ぐ時に、スタンウェイに特別に作らせたものだ

、という事で、ふんだんに高級な材料が使われていて、しかもフ

ィッボーンという技法が取り入れらている、特別なピアノだと言

う事です。




私は、今回このピアノを拝見して思ったことは、後世代に長く伝

わる仕事と言うのは本当に素晴らしいな、と感じた事です。




昨今、時代の流れが速く、私もそうですが結果をいち早く求める

傾向があります。




ご紹介のピアノも、当時はその貴族に気に入られる様に作ってい

るので、その時に気に入られるものでなければいけませんが、そ

れがその何十年に渡って、受け継がれ、また色々な人の手で演奏

されという事は本当に素晴らしい事ですし、ここに音楽の時代を

超越する感動があるのだと思います。




音楽、芸能は本当に理屈抜きで人の心を打ちますし、またそれが

心から分かる人には、物凄い価値があるもので、また無くしては

ならないものだ、と思います。




職人冥利に尽きるとは、この事を言うのでしょう。




私は、会社の経営も大きい括りでは同じだと思っていま。




本当に、素晴らしい会社というのは、創業者が亡くなっても後輩

にしっかり受け継がれ、その後何十年とその創業者の思いが伝わ

っていきます。




零細企業ながら会社の社長を勤める私に取っては、これは本当に

難しい事ですが、何世代にも渡って受け継がれて行くような、会

社を作りたい、と思いました。




長く残る、と言うのは、会社の場合、利益を出し続けるという事

も重要ですが、それに加えて、人の心に残る仕事をする事が重要

なのだな、と感じています。




人の心に残る仕事をするには、常にお客様の方を向いて、真摯に

行動することだと思います。




まあ、この様に言いましたが、どれ一つ取っても、難しい事です

し、短期的な視点では達せ出来ない事柄ばかりです。




達成できないかもしれませんが、それを目指して行動する事には

、凄く意味があることだと思います。




今日は、素晴らしいピアノを拝見させて頂きまして、調律士の先

生にはこの場をお借りして、心から感謝の意を表します。




本当にありがとうございます!



参考記事
父親としての行動

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